出張で度々訪れる博多ですが、あまりゆっくり過ごしたことがありませんでした。
出張に行く=現地でしか出来ないことをする、という感覚でいるからか、現地での打ち合わせや物件視察等の予定を詰め込む為、あっという間に時間が過ぎて行きます。基本、街をブラブラ、観光名所をチョット訪問、なんて余裕がありません。
しかし、今回の出張は、電話会議に参加しなければならなかったり（それも一つは東京と…。）して、何時もとテンポが違う。また最終日は訪問先が分散していた為、余裕のあるスケジュールでした。
午前中はホテルで電話会議3件。
その後、川端商店街へ。
打ち合わせ後、赤坂へ。
赤坂は空振り気味だったので、「ここに来た意味を見出そう」と警固交差点そばにある評判のうどん屋に行くことにしました。
あれ？ 何故だかビール泡のついた麦茶が…。
ここ数週間は本当に色々忙しかったし、色々あった。色々考えさせられた（考えて解決した訳では無いが）。 今日は最終日、ビール麦茶ぐらいよかろう、と。
これをキッカケに、出張最終日はいつもと違う展開へと進んで行きます。
海老天うどん。海老が思ってたのと違いましたが、サクサクとしてビール麦茶と合う！
うどんも美味しかったです、敢えて薬味を一切入れずに素で食べてみました。
その後、酔い醒ましも兼ねて薬院へは徒歩で向かいました。
同僚より、東京は秋の様な天気と聞いていました。この日の福岡は、秋の様とは言えませんが、暑さは少し和らいで、徒歩での移動も苦になりません。
そして用事を済ませて博多駅へ。
鶏皮が好きな私は博多の鶏皮を食べてみたかった（東京で博多の鶏皮を食べたことはあるのですが、本場で食べてみたかった）。
で、ちょっとKITTEの下を覗いてみたら席が空いてそう…
今日は行ってまうか！（オイ？）
またも出てきたビール泡つき麦茶。
博多の鶏皮は、ぐるぐるネジネジ、ギュッと凝縮されている感じで、普通の鶏皮とは食感も味も違います。…とは言え、博多でも「カリカリの鶏皮」なんて言うお店もあるから、店毎に異なるのかもしれませんが、私の「博多の鶏皮」のイメージはコレ。
お味は…東京で食べたんと変わらんかな。
山芋は美味かったです。濃い味の鶏皮（タレ）の間に挟むと良いですね。
駅ビルの地下なのでか、観光客で賑わっています。お店を出ると、中途半端な時間帯にも関わらず、待ち行列が出来ていました。タイミング良かった。
ここの店の感想としては、焼き鳥版の「串カツ田中」という感じでした。
最後の用事を済ませて、以前から食べたいと思っていた「むっちゃん万十」に行ってみるかと
バスタは馴染みがあり、何となく親しみのある施設。福岡に出張に来だしたころ、近くのホテルに行くのに何度も通り抜けた施設。
ここで気になっていたむっちゃん万十。
以前食べましょうと誘われたけど、お好み焼き食った後だったからご遠慮したむっちゃん万十。
それでも食べたかったむっちゃん万十。
…なんて時間が過ぎて、いつのまにかケンミンショーでも取り上げられていたむっちゃん万十。
定番のハムエッグを頼んだのですが…
これが板東英二ばりに卵の好きな私には大ヒット！ B級ですがメチャメチャ好きになりました。マヨネーズとハム・卵・キャベツ？ 皮には若干の塩味もはいっている？ 絶妙のハーモニー。 私が地元民だったら、これソウルフードと言うだろうな。
初めてアチコチ酔って寄ってみましたが、博多は引き出しが多いですね。夜の街だけじゃ無い、昼夜問わずで、それぞれの街に趣がある。
出向や転勤で来ると、なかなか帰りたくなくなるという話を聞いたことがありますが（実際にそんな人も何人か知っていますが）、気持ちがわかる気もします。天神・博多以外のエリアも徒歩で移動して、街の雰囲気も知ることが出来て良かったです*。
*こういう街ブラ本当に大好きです。観光地では無い、普通の街を色々歩くだけでも楽しいです。
よかとこでした、博多。
また来るばい。
（つづく）
