10月5日、土曜日。朝から凄くいい天気。凄く爽やかです。
“今日は長距離ランニングしてくるんだったっけ?”
そうなの、定期的にイベント入れとかないと走らなくなっちゃうかと思って、練習大会に出場するの。
ということで、あかりちゃんとの散歩を終えたら、「東京30K」という練習大会に出る為、葛飾区を目指します。
これが、電車でスマホ見てたら目的の駅を二つ乗り過ごすというハプニングからスタート。到着したのが結構ギリギリの時間。
既に走っている人がいるのは、去年から?大会が二部制になって、フルマラソン2時間台(そんなのあったかな?)、3時間台を目指す人と、それ以外の人を分けています。で、遅い?人は後半の部で11時スタート。だから、ここで走っている人は「速い人」達。
会場行ったら、もう二部の人たちへの説明も始まってました。
壇上では、お笑い芸人の「がんばれゆうすけ」さんがMCをしています。
知っています? 私も知りませんでしたが、いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年、NHK大河ドラマ) では 孫基禎 役でも出演した人だそうです。
左の人は「小宮ひろあき」さん、知っています? 私も知りませんでした。
先ほどの「がんばれゆうすけ」さんとお笑いコンビ「ランナーズ」を結成しているそうです。
ちなみに、右の方は知っています? 私も知りませんでした。チームR2という、ランニング親善大使として活動している女性ランニングチームの方です。雑誌「ランナーズ」を読んでいる人等にはおなじみ?だと思います(最近全く読んでないから今の人はわかりません…)。
さて、スタートです。朝は爽やかだったのですが、これがもうスタート時点で結構「暑い」感じになっていました。秋だけど夏みたい。
ここでは、目標タイム順に整列するのですが、正直、何分のペースで申し込んでいたのか覚えていませんでした(おいっ)。
ゼッケン見たら、「(フルマラソン)4:30」って書いてあったので、その列に並びます。もう申し込みの時から、やる気なかったのね・・・。
そしてスタート。今年からコースが変わりました。
片道5キロを3往復(5×2×3)で30K。だいぶ単調なコースですね。
で、あくまで練習大会なんで、特にドラマは無く、もくもくと走るのですが…。
スッゴク天気が良いので、河川敷の土木構造物すら被写体として魅力的に写ります。
あぁ、カメラ持ってきたら良かったなぁ、なんて思いながら走りますが、実際にはカメラ持っては走れないですよね。まぁ、iPhoneだけはポーチに入れていたので、それでたまにパシャパシャと。
しかし、この日は暑かったです。こんなに喉乾いたのは、数年前のアクアラインマラソン以来というぐらい、喉が渇く。そうすると、給水所がやたらと遠く感じます。
給水所では(水が売れすぎて?)紙コップが無くなる、スポドリが無くなるというハプニングもあったりで、お水を飲みたきゃ手酌で飲んで!みたいなシチュエーション。思わず河川敷にある水飲み場まで走って水を何度も飲みました。
結局この日は、20K ぐらいまでは淡々と走っていたのですが、それ以降は喉が渇いて乾いて、水道を求めて3000里、という感じでフラフラ走っていました。あっと言う間に唇がカピカピになるなんて、久しぶり。ペットボトル持ってくれば良かった。
最後の給水では紙コップが復活していたので、水の入ったコップを持って這う這うの体で走りました、30Kをこんなに遠く感じるなんて・・・。
でも、止まらなければ、いつかは誰もがゴールする。
自分史上、30K最低記録を出してこの日はゴールをしました。
…ダメですね、やっぱり練習量は常に結果に反映される。来年は普通に走ろう(でも今年は仕事優先)。
しかし、本当にいい天気。ゴール後に配られるスポドリを一気に飲んで渇きを癒します。ホースで水を頭からかけてもらえるサービス?もあって、お願いしましたがこれも気持ちいい。・・・って、夏みたいやん! それでもすぐ乾くんですよ、本当に暑かった。
しばらく芝生でノンビリとしたら(体を乾かしたら)、服を着替えてウロウロ。
閉会式も終わって、徐々に寂しくなってきました。さぁ、帰ります。
閉会式も終わって、大会そのものは予定の「終了時刻」を過ぎているのですが、まだゴールは撤去されておらず、お笑い芸人の小宮さんが、今ゴールする人を出迎えていました。
「頑張った! さぁ、笑顔でゴールしましょ、ゴールは笑顔で!」
うんうん、せっかくだから、ゴールしてほしいですよね。
天気もいいので、河川敷を歩いて帰ることにしました。
大会終了時刻は過ぎていますが、まだ走っている人がいて、大会そのものも(記録上は終わっているのでしょうが)まだ打ち切っていないみたいでした。まぁ、限界はあるのでしょうが、やっぱりそれでもゴールを目指している人が居たら、ゴールさせてあげたいということでしょうか。練習大会だけに、それが良いと思う。
30K、暖かいやん。
そうやって河川敷を歩いていると・・・
「がんばれゆうすけ」さんが、どんどんコースを逆走して…
走っている人に声掛け、ハイタッチ!
ゴール地点からだいぶ逆走して、まだ走っている人を勇気づけます。
大会終了後に残ることがあんまりなかったけど、たぶんこうやって終了後にも人を見てくれる大会ってそんなにないハズ。
まぁ、公道を使った一般のマラソン大会では時間制限上できないということでしょうが、こうやって最後まで見守ってくれる「がんばれゆうすけ」さんを見て、ちょっと心が温かくなりました。
ほっこりしながら、河川敷を歩きます。
応援は続きます。
そんなこんなで、相変わらず私のマラソンはダメダメでしたが、ともあれ恒例の30Kは終わりました。
(つづく)