あかりぱぱの徒然なるままに

トイプードル「あかり」ちゃんのお父さんの日記。ワンコとの旅行や、ハイキング・登山、カメラなどについて徒然なるままに記しています。

宝塚歌劇団 観劇#5 『GOD OF STARS-食聖-』千秋楽

台風一過のとある週末、仕事でもないのに六本木ヒルズへ。


向かった先は、映画館。

 


もちろん、ポップコーンを買って、コーラも買って。

 


向かった先は、『紅ゆずるラストデイ』のライブビューイングです。

何と、これでライブビューイングを合わせて5度目の宝塚歌劇を見に来たことになります!

 

 

 今まで見た宝塚歌劇

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そして、4度目には雪組の『壬生義士伝』を見てきました。

 

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(宝塚ウェブサイトより)


東宝と言えば、ゴジラですね。ちびゴジラもいました。

 

 

5度目の観劇

…ということで、5度目の宝塚観劇は、既に大劇場で一度みた『GOD OF STARS-食聖-』の千秋楽。そして、この千秋楽を持って、星組トップスターの紅ゆずるを含む5名の方が退団されます。その為、『紅ゆずるラストデイ』として各地の映画館でライブビューイングが行われていました。


おお、東京宝塚劇場がスクリーン越しに映し出されました。

 

一度見たものを、再度見るってのは私の中では珍しい。しかし、ここはトップスター紅ゆずるのラストデイ。せっかくなので、見ておかなければ。

 

何故に、そのように思う様になったのか。

 

男性が宝塚に興味を持つことって、なかなか無いと思います。その最初と、見た後の感想については音楽クリエーターのヒャダインさんも、とあるインタビューで以下のように言っていました。

 

ヒャダイン:観る前はなんとなく、先入観がありましたね。わかる人にはわかる、わからない人にはわからない世界なのではないかと。それに、男性の僕にはどうもハードルが高く感じられて、なかなか足を運べずにいました。
小柳:チケットの取り方も最初はわかりませんしね。
ヒャダイン:そうですね、どうやって取ればいいんだろう?って(笑)。 “一見(いちげん)さん”が観に行っても大丈夫かなぁ、なんて思っていたのですが、いざ観劇してみると、もうメチャメチャに楽しいエンタテインメントでした。男役はひたすら格好良く、娘役はとにかく可憐で。他では感じることのできない感情というか、なんだか宇宙を漂っているみたいな気持ちでしたね、“これは一体…?”と(笑)。観終わった時には“タカラヅカ最高!!”となっていました(笑)。
*Source:
ヒャダイン氏×小柳奈穂子 対談 | 星組公演 『GOD OF STARS-食聖-』『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』 | 宝塚歌劇公式ホームページ

 

まぁ、私も奥さんに誘われることが無ければ、絶対に行かなかったと思います。やっぱり、女性が男装して劇をする、っていう感じがピンとこないんですよね。

 

・・・で、見た後は、「結構面白いやん。」というもの。また観てもイイよね、という感じで、劇団四季や他の劇団とは別のジャンルとして自分の中で確立された感じがします。

 

ここで、『宝塚歌劇も面白いなぁ~』というポイントは過去のブログにも書いたのですが、他との違いはやはり舞台で繰り広げられるエンターテイメントと並行して存在している各組それぞれのメンバー(「組子」という)の物語では無いでしょうか。

演者の舞台裏や普段の生活などは、普通よっぽど熱心なファンでない限り興味が湧かないものだと思いますが、宝塚歌劇の場合は、『宝塚歌劇という名の学校』で皆が学園生活を繰り広げている、様な感じがあり、その人間関係や個々の成長の様子を見ていると、ついつい応援したくなるのも理解でしますし、各人の舞台までの過程それ自身がエンターテイメントと化しているのです。

 

 ・・・と、にわかファンが語ってみましたが、斯様に私も今や「面白い」と思って見に行くようになってしまいました。

 

紅ゆずる ラストデイ


そして、紅ゆずるさん。私が初めて見た星組の『God of Stars』は、「宝塚って、こんな感じなん?」という、いい意味でイメージとチョット違うものでした。ほぼコメディというか、全体的に「楽しい」というムードがある歌劇で、非常に心温まるもの。

そうして、色々調べていくと、紅ゆずるさんというスターが最初は成績が悪かったこと、そこからトップスターにまでなったこと、周りの人達への配慮と仲の良さ、キャラクター等を知っていくと、なかなか魅力的に感じました。

 

率いる人の人柄とチームの雰囲気

 

チーム全体の仲が良い、って大事ですよね。

 

なんて言うと、私の仕事場だと「仲良しごっこしてる場合じゃない」等と水を差す人が出てくるのですが、チーム全体が仲がいいことは決して悪い事ではないし、全体が纏まっているからこそ成せる仕事もあると思っています。特に、中長期で組織をみた場合、全体が纏まっていた方が良いと私は思っています。短期的だと、欲に引っ張られる方がパワー出るんでしょうけど…。でも、短期で良いとしたとしても、見ていて気持ち良くない。金目当てに、仲間内で蹴落としあってる場合じゃねーよ、と。あ、そもそも仲間じゃないか・・・。

 

ともあれ、全体が纏まっているから出せる独特の雰囲気、というものが紅ゆずるさん率いる星組にはあると感じました(って、そんなに他の組を詳しく知る訳ではありませんが)。

 

そうして、千秋楽もそんな『仲の良さ』が、甘えでは無く『纏まり』として表れていて、見て幸せな気分にあるものでした。

 

本人自身が「宝塚の異端児」と言っていたキャラクターの持ち主であった、紅ゆずるさんが退団して、今後どのようになっていくのか。それはそれで、興味が湧きます・・・ということで、また宝塚を見に行くことになりそうです(笑)

 

 

 

(つづく)