2018/7/28 18:30
(富士登山競走の話のつづきです。)
先程山頂コースの出走がありましたが、次は五合目コースの出走。
さぁ、とうとう自分達の番です。
こちらもツワモノ揃いで、普段出場する大きなマラソン大会にいる、チョット出てみました的な人(私か⁉︎)が殆どいない。
まぁ、五合目までと言っても標高差は約1,500m、シャレで出場する人はいないのでしょう。
さぁ、拳をあげてエイエイオー!
もいっちょ!
エイエイオー! 気合い入ります!
さぁ、スタート!
前回のブログの山頂コース出走の写真と比べるとスピード感が無いように感じますが、これでもキロ5分台半ばで最初はみんな走っています。
自分もこんな坂道ガッツリのコース、練習じゃ絶対5分台なんかで走りませんでしたが、やはりこれがレース本番のマジックでしょう。山頂コース出場を目指す人達は、当然もっと速く走らないと間に合いませんが。
…でもこれ、絶対自分にはオーバーペースだ、などと思っていると「カランコロン」と聞きなれない音が迫って来ます。何だろうとおもってたら…
ゲタ!
ある意味、こちらもツワモノです。
普通のシューズに飽きちゃったのかな。
…これで富士山登るのね。
なんて言いながらも早速金鳥居を通過します。
この日は富士山の姿は見えず。
先は長いぞ!
緑が溢れるなかを走ります。
少しづつ、天気も良くなって来ました。
日差しが強くなることを感じながらパシャり(何やってんだか)。
ここから中の茶屋まで一本調子の上り坂が続きます。
いつもの自動車道と交差点。
練習じゃ経験していないペースで到着です。
それでもドンドンと先へ。
自分にとってオーバーペースで進む坂道は兎に角シンドイ。
しかし、少し首を傾け横を見れば、豊かな自然が癒してくれます。
山を走るって気持ちいいなぁ…
しかし、また首を傾けて前を見ると、終わらない坂道が!
すごい呼吸音で苦しそうに走っている人もいたりして、あっという間にシンドイ感じを思い出します。
ペースを落として、ダースベーダー様!
その音聞いたらこっちまでシンドくなっちゃうよ(涙)。
中の茶屋前には、登山競争と書いた幕が。普段の練習では見ない、この幕を見るだけでも不思議と嬉しく元気になります。
中の茶屋到着!
エイドの人が大胆な方法で給水してくれます。柄杓の水をかけてくれるんですね。これも嬉しい。
ビジュアル的には爽やかですが、一番シンドイと思うエリアです。
おじさんは昨日コンビニでかった塩レモン飴を舐めてひたすら気を紛らわします。
「美味しいよね〜、塩レモン飴。
走っているときに食べると、虫歯になりやすい気がするけど、美味しいよね〜塩レモン飴。」このあたりからチラホラ歩いている人を見るようになります。
そうすると、
「ほら、オマエも歩いちゃえよ。」と、心のエーちゃんが私に囁きます。
「楽になっちゃえよ、あんまりペース変わんないって。歩いちゃえ、NISSAN。」
結構です!
私はスバルだし!
…と意地を張って走ります(でも早歩きの人に抜かれたりして。そんなモンです)。