※前編の続きです。さして練習もしていない亀ランナーが、忘れていた練習大会を走ります。
東京30K スタート
さぁ、スタートです!
青い空、温かい気温、練習大会という本レースとはチョット違う雰囲気。そんななか、今日は結構イケるんじゃないかな? なんて思いながら走り始めました。実際序盤は快調♪
…走ってる時に写真撮りましたが、なんせ河川敷を淡々と走る練習大会。写真も淡々としてあまり変化がありません。
それでも、晴れた日のランニングは気持ちがいいです。この日は服装によっては暑く感じるぐらいでした。
次の一枚は偶然撮れたHDRぶらしショット。
iPhoneのカメラでもHDRでブレるんですね。シャッター複数回切ってるのかなぁ、iPhoneの場合、普通にシャッターきってもHDRにしてても同じような撮影感だと思っていたのですが。わざとHDR撮影時に動かして(ブレて)撮る技法みたいでカッコいい(ただの偶然、それも冷静に見てそんなにカッコいいか?)。
淡々と走ります。でも天気が良くて気持ち良い。
そう、淡々と走っているハズですが…20㎞超えたぐらいからタンタンではなくズンズンというか足取りが重々しくなってきました。
そんな時は、飴を食べてごまかします。ミドリ安全の新しい飴、おいしいなぁ。
ホンマ美味しいわぁ。
味も三種類あって美味しいわぁ。
ちなみに、東京30Kの場合はアミノバイタルの無償配布とかがあるので、それほど補給食(?)を持っていく必要はないと思いますが、私はスポーツ羊羹も持っていきました。
コレ、美味しいんですよ! おやつにピッタリ。ハイキング等の携行食にも良さそうです、美味しいから。・・・そんなこんなで、食べ物で元気をつけて(気を紛らわして)走っていました。
いや、それはまぁ置いておいて。
走っている最中、今まで食べたようかんや飴の包み紙をポケットにしまっていたのですが、それをゴミ箱に捨てようとした時、その複数の包み紙を落としてしまいました。
ゴミ箱に捨てようとしたゴミ屑、ランニング中とは言えそのまま放置はアカンやろ と思って散らばったゴミを拾ってゴミ箱に入れ、集団に復帰しようとした時に、頭の中の燃料ランプが点滅しました。
「もうダメです、省エネモードで走ってください。」と、ランプが警告しています。
むむ~、まぁ最初はキロ6分ぐらいでゆっくり走ろうと思っていたぐらいだから「まぁいいか」と思って走りますが、スピードがあがりません(この時はキロ5分40秒以下のペース)。
そして突然、今まで少ないながら残量が表示されていた燃料計が、スッとゼロの値をさしました。
完全ガス欠、エンスト寸前。さようなら、集団!
孤独な旅
まったくもってペースが上がらず、あっと言う間に集団から離れてしまいました。
そして、ペースが落ちると、天気が良くてもチョット寒いと感じます。
そして河川敷だから、まるでホントの練習で走っているみたい…。
さみしいですね。
走る前は「今日は調子が良いカモ ♪」なんて思っていましたが、そりゃ練習もせずに(最近10kmぐらいしか走っていなかった…)快調に走れるわけがない。
練習は裏切らない。
努力をした人には、それなりの結果が伴い、
努力をしなかった人にも、それなりの結果しか与えない。
まぁ、そりゃそうっすよね・・・。
フル3:45ぐらいのペースで今日は行けるんじゃ?なんてチョットでも思った自分がバカでした。
終了
這う這うの体で、何とかゴール。結果キロ5分41秒と、微妙な感じですが最初のキロ6分よりはマシ。だけど、やっぱり途中でガス欠する展開は楽しくなかったです。これ30kだからこの程度で済んだけど、フルだったらもう35キロぐらいで歩いてそう・・・。
そんな私に、ゴール傍にいた銅像の女の子が言います。
「そりゃアンタ、自業自得でしょっ!」
いや、仰るとおりです・・・。
東京30Kは、ゴール後も手厚いサービスがあります。おにぎり、カップラーメン、バナナなどは各自に配られますし、ちゃんとカップラーメンに入れるお湯も用意されています。
あついカップラーメンをいただき、「やっぱ練習しなきゃ・・・」と思い家路につきました。
“そう言いながら、三日経ったらスッカリその気持ち忘れて練習しないんだよね…。”
いや、そんなこと言わないで良いんだよ、あかり。今度アイス買ってあげるから。
(つづく)