先週実家に帰った際に、久しぶりに立ち寄った「木になる木」。
こちらは、学生時代からのお気に入りのお店です。
“何を頼んだの?”
奥さんは冷製パスタ、たらこと海老のクリームパスタ。こんなのあったんですね。
私は定番のキャラバンサライ。これが美味しいんですよ!
これと牡蠣のクリームパスタが忘れられず、たまに食べたくなるのです。
以下の記事にも出ていますね。東京に住むようになって、なかなか食べれませんが、それでも機会があれば食べに行きたくなる一品です。
唐辛子たっぷりのスパイシーで辛い味が、夏でも美味しい。
ビールと絶対あいます!
・・・車だからノンアルしか飲めないケド。
“久しぶりに食べれて良かったね。”
うん。
そうして、次は宇治田原町へ。
ここで抹茶ソフトを食べようと思っていたのですが・・・。
今回は、何時も行くお店では無く、初めてのお店にトライすることにしました。
高田通泉園です。
- ジャンル:カフェ・喫茶(その他)
- 住所: 綴喜郡宇治田原町大字湯屋谷小字長通45
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- (写真提供:うもきち)
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“美味しそうだね!”
“あたちのもあるかしら・・・”
ここは駐車場付近に、ちょっと座って食べれるスペースもあります。
抹茶とほうじ茶を二つ頼みました。
抹茶と、
ほうじ茶。
・・・て、それぞれにピント当てて2枚も撮ってどうする?
しかし!
ここのほうじ茶ソフトが滅茶苦茶美味かったのです!
食べログの点数3.17? いやいや、そりゃ無いでしょ?!
抹茶も何時ものお店より間違いなく美味しいし、ほうじ茶なんて、ちゃんとお茶の香りがバッチリして、味わい深くて、もう最高でした!
思わずほうじ茶を買ったり、ほうじ茶ラテを買ったり・・・。
この、高田通泉園からは、緑茶を広めた「永谷宗円」の生家が近くにあります。
その為、せっかくなので行ってみることにしました。
宇治田原湯屋谷の篤農家、永谷宗七郎義弘(宗円)は当時の製茶法に改良を加えながら研究し、それまでよりも香りも味も圧倒的に優れた煎茶をつくり出したといわれています。
隠元が開いた黄檗山は大陸の新たな文化とともに、当時の明で流行していた茶のスタイルを持ち込みました。それに触発された文人墨客の間では煎茶が流行するようになり、嗜好品としての茶の商品の中で煎茶の需要が高まっていったと考えられます。そうした中、宗円は自ら茶を携えて江戸へ向かい、日本橋の茶商山本嘉兵衛を通じて売り出した煎茶は、その高品質なことで評判となり、以後山本家の屋号「山本山」の名を広く知らしめたといいます。やがて全国に広がっていった「永谷式(宇治製)煎茶製法」は、現在の日本緑茶(煎茶・玉露)の製法につながるもので、時は元文3年(1738年)、宗円58歳のときだったといいます。以降、飲むときに茶葉を煮出す「煎じ茶」ではなく、茶葉を急須に入れてお湯を注ぎ、手軽に出せる新しい煎茶(「だし茶」ともいわれる)が普及していきます。
明治になって現在のような構造のほいろが使われるようになり、発展した手もみ技法には様々な流派が生まれるようになりました。幕末の開国後は西洋諸国との貿易が盛んになり、お茶は生糸に次ぐ主要な輸出品となりました。近代的設備が整い、機械による製茶が盛んな現代も、宗円の意志を継いだ人々によって、高品質なお茶が作り続けられています。
(宇治田原町ホームページより)
生家に行く途中、新しい施設を発見しました。今まで知りませんでしたが、なんでもまだオープンして一年未満だとか。
ここから、距離にしてはわずかなのですが、色々な出来事があって、やっと到着したのが宗円の生家。
・・・が、これが残念ながら入館時間を過ぎていて見ることが出来ませんでした。
残念。
折角なので、近くにある茶宗明神社までお散歩しました。
“歴史を感じるねぇ。”
しっとりとした集落に、宗円の生家はありました。
観光地としてはメジャーではありませんが、こういう場所も良いものですね。
そして、なんと何時もの抹茶ソフトのお店にもよってみました。
奥さんが食べ比べをしたいということで・・・。
『お茶の郷 木谷山』へ。
- ジャンル:カフェ
- 住所: 綴喜郡宇治田原町岩山休場8
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- (写真提供:北摂のブルース)
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こちらはカフェもあり、テレビか何かでやったのか、既にかなり「メジャー」な場所となっています。
何時もの通り美味しい!
・・・のですが、今回は高田通泉園のソフトのインパクトが大きすぎて、チョット物足りない感じでした。
“ええっ、なんと贅沢な! ってかソフト何個食べてんのっ!”
いや、私じゃないよ、ママワンのリクエストだよ!
ともあれ、久しぶりに宇治周辺グルメを満喫できました。
(つづく)