以前、関西に帰った際に、鳥さんの写真を撮りに行ったというエントリを上げました。
『自分にはまだまだ撮影の技術もセンスもないな・・・』と実感することしきりだった鳥撮りだったのですが、そのなかで実はチョット嬉しい出会いというか、(技術やセンスは関係ないケド)鳥撮りって面白いなぁ、と感じることがありました。
公園を歩いていると、立派なカメラを持った人や双眼鏡を持った人が、数人木の上を見上げていました。何だろう、と思ってみてみると・・・。
あ、なんか子供の鳥が仲良く並んでいる!
かわいいなぁ。あまり見たことのない鳥(フクロウ?)だったので、もっと撮りたかったのですが、白い望遠レンズを構えた人等、周りはかなりの有段者?の方々が多く、バッチリ狙えそうなポジションは既に抑えられています。
その中に入って行って撮りに行く勇気と根性は、徒然スナップシューターのあかりぱぱには無く、その場を立ち去りました。
そして、暑い中公園を歩いて、また元の場所に戻ってくると、今度は別の人々も増えて、みんなまた先ほどと同様、木の上を見たり撮ったりしていました。
さっきの鳥がまだいるのかな?
鳥に詳しくない私は、そんなに珍しいのかな?と思って、勇気をだして撮影している人に尋ねました。
『みなさん、何をみているのですか?』
『あぁ、ほら、フクロウ。〇〇の子供たちがいるんですよ、ホラ!』
あぁ、さっきの子たちだ!
肝心の名前は分からなかったケド、今回は隙間から自分が立った位置からチャント見えるところにフクロウさんはいました。
(え~っと)
(かきかき)
(かいかい)
(あっ、だれかみてるよ!)(みてるね!)
なんかかわいいです。
(いどうだ、いどうだ)
(まだみてるかな・・・?)
(うん、まだみられているな)
たっぷり観察できました ♪
可愛い姿も撮れました。さぁ帰えろう、と歩きだしたら双眼鏡を持った人が近づいてきました。あ、なんか失礼なことでもしたのかしら、地元ルールとかあるのかな。
「どうも、こんにちは~!」
『どうも。』
「お兄さん、ブログとかSNSとかやっています? 今、私たちは〇〇の保護や繁殖の為に巣箱を設置したりして(中略)、今巣立ってきたところなんですよね。もう少しそっとしておいてあげたいので、SNSとかにアップするのは8月の下旬か、9月頃まで待ってもらっても良いですか? あの、あくまでお願いなので、強制できる話でも無いんですが・・・」
『そうなんですね! わかりました!』
腕に環境保護か何かの腕章をつけた方との、そんなやり取りがあったので、今日(9月2日)まで公開は控えていました。
この撮影を通じて、鳥撮りも面白いなぁ、と思いました。
そして、今回は偶然の出会いでしたが、鳥撮りをするなら、チャント鳥のことを調べて、そして双眼鏡等でしっかり観察して・・・。そうやって「出会う」から面白のかなぁ、とも思いました。
あとで、ネットで調べてみると、どうやら『アオバズク』というフクロウだそうで、やっぱり希少な鳥さんだったようです。
・・・って、ネットに出てるやん!
まぁ、ちょっとは間を開けて記事にされたのですかね。
そんな、楽しい偶然の出会いでした。
アオバズク、覚えておこう。
(つづく)