自分が現像すると、こってりした感じになる・・・ということを考えたときに、ひとつは鈴木英人さんの影響かな、なんて言いましたが、もう一つの理由は、私が2番目に買ったマイクロフォーサーズのカメラ、LUMIX G8かも。
現在のカメラ趣味の原点にあるのはGM5。
GM5でカメラが趣味になって、(パナ)ライカのレンズを買ったりしているうちに、「これだけ大きなレンズ(と当時は思っていたLEICAの12-60や8-18)に見合うボディが必要かも」と思って買ったのがLUMIX G8。
このカメラが、暖色系というか、ちょっとマゼンダ寄りの絵を出す傾向にあったと思います。そのうえで、Jpegばっかりでとっていた 当時、クリエイティブコントロール(というなのアートフィルターみたいな機能)でポップやトイフォトを多用していた影響も多いのかな、なんて思います。
しかし、Powershot G1X MarkⅢ。
そりゃーフルサイズミラーレスとか、色々なカメラと比べたら劣るところも多いのですが、小型のボディにフラッシュからNDフィルターやらが入っている、Canonの渾身のフラッグシップコンデジ(だけで売れなかった一品)です。
こういうテイストの現像するなら、もうこれでいいんじゃないかと思える一台。
マイクロフォーサーズ時代をおもわせる、小型でマルチなカメラです。
(つづく)