以前、私は憧れのレンズ、マイクロフォーサーズ用のLEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2というレンズを購入しました。
噂に違わずというか、非常に味のある描写をしてくれるので、買ってよかったなぁ、と思っています。このレンズで撮った写真や、レンズの感想などは(撮った写真の数が貯まれば)いつか記事にしたいな~と思っています。
パナソニック 単焦点 中望遠レンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S. H-NS043
- 発売日: 2014/02/13
- メディア: Camera
実は、最近買ったのはこのレンズだけでは無いのですが、それは一旦置いておいて(笑)
このレンズを買うにあたって、色々なレンズを売却しました。
そう、ブログだけ見てもらうと、色々新しくカメラやレンズを買っている様に見えるかも知れませんが、その陰には寂しく売られてくカメラ機材たちもあるのです・・・。
そして、「買ってよかった、嬉しい~😊」という事がある反面、「あ~、あのレンズ売らなきゃ良かったぁ・・・😢」という後悔があるのも事実。今回売却した一連のカメラ・レンズの中にもそれがあって・・・。
と言う事で、「売って後悔したレンズ・カメラ」をあげて、その気持ちを慰めてみたいと思います。
売って後悔したカメラ・レンズ
LUMIX G 42.5mm / F1.7 ASPH. / POWER O.I.S.
こんな記事を書こうと思ったキッカケがこれです。
売らなきゃ良かった~っ!!!!!
・・・と、今心底思います。
これを売却したキッカケは(そりゃ単なる資金繰りに充てるということなのですが)
「はやりLEICAの42.5mmを買うと焦点距離が被るから、使わなくなるだろうなぁ、同じ焦点距離の単焦点レンズを2つも要らないよね…」
…というものでした。
しかし、現実には然にあらず。
やはり130gの軽さでありながら、中望遠の焦点距離でF1.7、写りもそこそこ良いとなると、お写歩には最高の相棒だったと、売ってから気が付いたのでした。LEICAは「写真撮るぞ!」という時に、LUMIXG42.5は「今日はお出かけ、だけどカメラも一応持っていこう」という時にはピッタリのレンズでした。
そして、決して写りも悪くないとなると、あぁ、何故売ったんでしょうか…。
撮った写真を振り返ってみると…
ついつい振り返り過ぎましたが…
やっぱり買い戻そうかな…
パナソニック 単焦点 中望遠レンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G 42.5mm/ F1.7 ASPH. / POWER O.I.S. ブラック H-HS043-K
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: エレクトロニクス
OM-D E-M5mark2
今思えば良いカメラでした。マイクロフォーサーズらしいサイズ感で、重くないケド金属ボディの重厚感みたいなのもあり、別の言葉で例えるなら「凝縮感」とでも言いましょうか、独特の雰囲気のあるカメラでした。
2015年に発売されたE-M5mkIIは、(AF以外は)本当に色々と機能が豊富なカメラで、当時からライブコンポジットとかが使えました。これで花火とか撮ったら凄く面白かったです。
LUMIXに同様の機能が搭載されたのって、割と最近ですもんね。
何度もファームアップを繰り返し、グレードアップしていくのもユーザーとしては嬉しい限りでした。
しかしながら、もともとLUMIXユーザーであり、同時期にLUMIX G9とGM5というカメラを持っていた身としては、操作性の違いに非常にもどかしさを感じていました。左肩の電源ボタンとか、メニュー構成とか、タッチディスプレイの感度とか…。
まぁ、操作って慣れの問題なんでしょうけど、必ず傍らには操作に慣れたLUMIX機があったわけでして、どうにもE-M5の操作系に慣れない。そして、(どちらが良いとかでは無くて)出てくる画も当然違うので、そこに違和感と言うかストレスを感じざるを得ませんでした。あとAFもチョット…という感じ。
今ならその違いも楽しめるのですが、当時は何故か常にそこが引っ掛かってて、「良いカメラなんだけど、自分にはLUMIX機があっているのかな?」なんて思っていたところに、もう一つの不満が出てきました。それは、「料理がおいしそうに撮れない」ということ。
なんか刺身も解凍したヤツみたいに映るし(って、実際にそうだったんですけどw)、パフェを撮っても美味しそうに見えない・・・
…と、今思えばこれも全部自分のせいなのですが、当時はこの写真を撮った後ぐらいには早々に売ってしまったのです。サブ機もLUMIXに揃えようと、GX7mk3に買い換えました。
しかしながら、売ってから何ともこのE-M5mkIIが恋しくなるというか、「やっぱり、アレはアレで良かったなぁ」と思う事多々ありでして…。
「コンパクトで防塵防滴で金属ボディで、手振れ補正が強力で、そして良く写るカメラはマイクロフォーサーズというフォーマットの名機なのでは無いだろうか。これに防塵防滴の小さなレンズ(ただこれが意外と無い)をつけて、無造作にカバンに放り込んでおいたり、トレイルランや山ハイクのお供にはやっぱりイイやん!」と妄想する事が何度もありました。実際に何度か買い戻そうかと思ったし…。
しかし、一度売ったものを買い戻すのって、何か悔しい感じ?がするんですよね…。
そう思いながら、何度も頭の片隅から離れないカメラとレンズでした。
まぁ、少なくともボディはこれ以上増やしたら収拾がつかなくなっちゃうし…。
でもレンズはまだまだ…。
いやいや…。
…。
まぁ、去っていた機材たちへのトリビュート記事という事で。
ありがとう、OM-D E-M5mk II
ありがとう、LUMIX G42.5mm
(つづく)