お留守番
三連休の初日は、お留守番をして過ごしました。
嫁さんがお友達とお出かけするとのこで、あかりと二人でお家でゴロゴロしていました。朝散歩して、新しく購入した嫁さんのノートPCをセッティングしたり…
あかりちゃんの写真を撮ってみたり…。
なんともゴロゴロとした時間の過ごし方ですが、忙しい日々が続いていたので、これだけノンビリするのも良いものです。
最近忙しさに抗うように無理やり写真撮ってみたりしていました。
「写真の題材は普段の生活の中にも沢山ある!」なんて言う人もいますが、やっぱり普段の生活の、普段の通勤路で、もう何度も見た風景に写欲が沸き起こるという事はなかなかありません(少なくとも私は。特に時間に余裕が無い場合特に)。
そんな中、スナップショットのお供として連れ出したのはこの組み合わせ。
カメラ雑感(留守番中に想う)
我が家のカメラ達
LUMIX GM5 + LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.
LUMIX GX7MK3(GX9)+ LEICA DG SUMMILUX 15mm / F1.7 ASPH.
…留守の暇に任せて、最近持ち出したカメラは何だったかな?と回想してみると、何故か、それぞれこのセットで持ち出すことが多かったのです。
普通、LEICAの12㎜なんてレンズは画素数の多いGX7で使いたいところ。…と思いそうですが、実際にはレンズ単体で結構なお値段がする12㎜はGM5にセットして、逆にLEICAとしてはかなりリーズナブルなお値段がありがたい15㎜がGX7にセットされていました。自分でも「普通逆だよね、今度12㎜はGX7にセットしよう。」なんて思っていたのですが、結局この組み合わせのまま最近使っていました。
その理由として、単純に思い当たるのが「重量」です。
重量
GM5:約211g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
GX7MK3:約450g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
LEICA 12mm:約335g
LEICA 15mm:約115g
GM5と12㎜の組み合わせが約546g、GX7と15㎜の組み合わせが 約565gと、いずれも500g台半ばの実重量。500g台が、自分にとっての「仕事に行く際にもカバンに入れて行っても気にならない」重量なのかも知れません。
だって、自分でも絶対12㎜とGX7の方が色々とバランスが良い気がしているのです、それでも、実際に持ち歩くのはこのセット。
じゃあ、G9は?となりますが…
流石に、これを毎日の通勤カバンに忍ばせる気にはなりませんが、一旦「今日は写真を撮ろう」と思って持って歩くと、これが意外と苦にならない。…むしろ、見やすいEVF、使いやすい操作性、出てくる絵の味がやっぱりチョット良い、なんて事に鑑みると、使う喜びがバッチリあったりします。
そういう意味では、今のラインナップは良い役割分担が出来てるのかしれません。
ホントに「ながら撮り」「通りすがりに」「ちょっとその時」スナップショットにはGM5、GX7。今日は写真撮るの楽しみたい!というときはG9。
C'mon Baby FULL FRAME!!
そんなこんなで忙しく過ごしていた日々に、LUMIXはフルサイズのSシリーズを出していました。今や、「C'mon Baby USA~♪」と言わんばかりに、世の中「C'mon Baby Full Frame~♪」。OlympusがM43番長として男気をぷんぷん嗅ぐわせてくれたのとは対照的に、Panasonicはフルフレームに。
LUMIXユーザーとしては、絶対気になるSシリーズ。いろんな意味で心をザワつかせます。応援していた地下アイドルがとうとう世界にデビューする、それを応援していた人の様に。家電屋のカメラと言われ、どうにも一段下に見られていた(?)LUMIXが、とうとうメインストリームに?! そして、チョットそんな地下アイドル(M43)を応援していたファンを見捨てる、見下げる様な発言をするPanasonicにもヤキモキさせられたり。どうするのPanasonic?
…なんて、単純にフルサイズカメラの登場!という事実以上の色々な感情とともに見るSシリーズ。ですが、その実重量は堂々の1kg越え!!
で、デカいっス!
…ここまで来ると、逆に今度出ると噂されるCanonのEOS RPが気になったり(頑張れCanon! 個人的には好き)。
斯様にデカいS1なので、小型・軽量にプライオリティを置く私にとってはOut Of 眼中(古い)だと思っていたのですが…。
デカくても良いと思わせるG9
自分にとっては限界のサイズ・重量と思っていたG9を使っていると、少し違う考えが浮かんできます。
「デカくて使い辛いと思っていたG9。だけど、使っているとむしろ小型のカメラより、その使い心地は『心地いいやん!』。」
確かにM43 の中では重くてデカいG9ですが、一旦使いだすと「やっぱ、コレやわぁ~。」と思わせる使い勝手というか、何とも心地良い操作性です。まだまだ甘ちゃんな私でも感じる操作性の良さ。
つまり、何かのついでのスナップショット、では無くて、ガッチリ写真撮るぞ!という時は、むしろ操作性の良さこそが一番のポイントかと思うようになって…。
なんて思うと気になるS1
そういう想いが心に湧いてくると、これが気になってしまうSシリーズ。S1Rほどの解像度はいらないので、高感度耐性があるS1なんかチョット使ってみたいかも、と思ってしまったり。S1なら安いですからね・・・と言いながらの30万台(レンズ込み)はかなりお高い。
まぁ、商用写真を撮る身では無いので、今しばらく様子見かな。LUMIXの特徴?でもある値下がりに期待しながら、しばらくは静観してみたいと思います。
そんなこんなでM43
逆に言うと、スナップショット中心の私には、やっぱりM43はベストフォーマットなんですね。
…で、本格的に撮る場合でも、チャント答えてくれるM43。
最近、フルサイズ一眼でガッチリ撮っていた人がM43を使うケースもよく見聞きします。フルサイズフィーバーに沸く現状下において、カメラ歴が長い人でも、スペックより実際の使用感・撮高・用途適用制を重視する「自分にとって意味のある選択」をする人々が、逆にその本質を見極めて選んでいるという感じも出てきたM43は、お気軽スナップから本格的な撮影にも答えてくれるフォーマットだとも改めて思う様になってきました。まだまだこれからも、我が家の現役部隊。
“…何を言っているワン?”
いや、ちょっと酔ってるかな(今呑んでるしね)。
なんて考えていたら、お留守番終了。
そんなこんなで、まったりとした一日を過ごしていたら、嫁さんたちが帰ってきました。
お土産は、虎屋の羊羹などでした。
渋い・・・。
ともあれ、まったりした一日でした。
来るべきマイ現像時代(?)の為に、自分のPCの更新準備も着々と進めています。
インドア遊びも、たまには楽しいものですね。
(つづく)