カメラに興味を持って、スナップショットを撮るようになって、そして(買いもしないのに)新しいカメラやレンズに興味を持つ日々。自分のカメラはマイクロフォーサーズですが、憧れの?フルサイズ機のカメラやレンズのチェックも(たまに)しています。
しかし、フルサイズの機材は高価ですね。
大三元の標準ズームとか20万越え、小三元でも軽く10万越え。ボディに至っては20万からスタート!みたいな世界で、高機能だと30-40万円ぐらいザラ。EOS R5って幾らで発売されるんでしょうね(ミラーレスでのシェアを躍進させるために40万円程度で出して来たら面白いのですが、Canonはそんなことしないかなぁ)。
…なんて見ていると、だんだん金銭感覚がマヒしてきます。EOS のRFレンズ? うん、まぁこれぐらいはするよね30万円、と普通の事のように思えてきます。
でも、考えてみれば私はそんな高価なレンズなど買ったことが無い。最も高かったのが望遠ズームのLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm
パナソニック ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMARIT 50-200mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES50200
- 発売日: 2018/05/24
- メディア: Camera
私が買った時は確か(キャッシュバックや何やらで)実質15万前後ぐらいで購入したわけでして、決して安くないケド、でもこれを買った時は「いや~、そりゃこれぐらいするよね、むしろ安いでしょ」と思って購入したハズ。
不思議なものです、カメラを趣味にしていると金銭感覚がおかしくなる。
10万、20万の趣味の道具って、決して安くないですよね、普通。
まぁフェラーリをポンっと買う人もいるから、趣味に幾らという上限は無いのでしょうが・・・。
外出自粛のGWで、仕事も一段落していると時間が余るのか、カメラの噂サイトとかをたくさん見ていて(沢山妄想して)買いもしないのに、「もしこっちのシステムを購入したら大体イニシャルで70万ぐらいいるのかぁ」なんて想像したりして。
ん?
冷静に考えれば高いですよね。
「まぁ、(高いケド)これぐらいするよね。」という妙な納得感が付きまとうのがカメラ趣味の不思議なところですが、自分にとって素直に「高いなぁ、でも欲しいなぁ」と憧れて買ったレンズはなんだったっけ。
そんな時にフト思い出したのが、このLEICA銘の標準ズームレンズ。
この前の多摩川散歩で撮影した後、自宅でカメラの清掃をしていた時に「あぁ、そういえばこれを買った時には、何だか凄い買い物をしたなぁ、良いモノ買ったなぁ」みたいな初々しい?感覚があったなぁ、と当時の嬉しさが何故か思い出されたのでした。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
確か、自分にとって高額なレンズ購入の初か2度目の経験でした。
その時の経緯?はこちらに書きました。
最初の(当時は)高額(と思った)レンズは確か、同じLEICA銘の広角ズーム8-18だったと記憶しています。今思えば凄くアンバランスな組み合わせですが、これをGM5につけて色々な写真を撮っていたんですね。
パナソニック 超広角ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 H-E08018
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: エレクトロニクス
…で、これがまた良く写ったんです。当時の自分には衝撃と言うか、驚きというか、「やっぱり写真って、レンズなんだ!」と妙に納得したのを覚えています。
そして、高級なレンズってやっぱり凄いなぁ、と一度思うと、その想いが止められなかったのがLEICAの標準ズーム。色々なレビューとかを読んでいると、もう我慢が出来ない!って思わず購入してしまった事を覚えています。
それから、しばらくは、この(マイクロフォーサーズとしては)大きなレンズを(マイクロフォーサイズだとしても)極小ボディのGM5や、後で追加したLUMIX G8に取り付けては、写真を撮る楽しみを感じていた様な気がします。
その後、単焦点レンズ等も購入して、それなりにレンズが増えていくのですが、やっぱり稼働率が高いのはこの標準ズームレンズになってるなぁ、と改めて思いました。
特に旅行やあかりちゃんの散歩には、必ずこの標準ズームを持って行っています。
何だかんだと言っても、初めての場所に行くには標準的な画角(と言っても換算24-120なのでフルサイズだと便利ズームの仲間ですかね?)は使いやすいですし、あかりの散歩でも、近所の広場で走り回るのを追っかけるにはちょうど良い。
何しろ、荷物を軽くしたい時(散歩や旅行の時)には、画角の柔軟性と画質、300gチョットという重量も相まって、やっぱりチョイスしてしまうレンズなんだなぁ、と改めて感じました。
そんなこんなで、「標準ズーム」というと何だか無難な感じがしますが(まぁその通りですが)、何だかんだと色々な想い出を撮ってくれているレンズなんだと再認識しました。
パナソニック ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. H-ES12060
- 発売日: 2017/02/23
- メディア: Camera
今ではフードを落としちゃったりで、だいぶ使い込み感が出てきましたが、これからも頑張ってほしいな、と思える、味と愛着のあるレンズですね。
早く旅行等でまた使ってみたいです(でもほんと、風景写真が上手く撮れないんですよ、大自然の広大な風景とか・・・。早く改めてトライしたいです!)
こうやって、「良いなぁ」とシミジミ思えるのってイイですね。
Leica DG Vario-Ermarit 12-60mm、良いレンズです。
(つづく)