先日の八ヶ岳旅行の際に、奥さんが以前から好きだった韮崎市にある うつわ屋さん「日と月」に行ってきました。
元々は北杜市にある『萌木の村』で営業されていたのですが、コロナ禍の際に現在の場所(もともとの工房)にお店を移されました。
オーナーさん自身の窯「日月窯」で焼いた作品から、他の作家さんの作品まで、色々と素敵な器が並んでいます。
今回は窯の方も見せて頂きました。
山梨のブドウなどの果物の枝を燃やし釉薬とすることで、それぞれの樹自体が持つ色素を引き出された色合いの器が特徴です。昔から淡い紫のモノから濃い紫の色合いが美しいと思っていた器は巨峰などの枝を使ったものなんですね。
あかりは賢く待っていました。
素敵な空間で、ゆっくりと器を眺めた「日と月」での一刻でした。
(つづく)