花鳥風月というくらい、花と鳥は一つの絵に納まるのに誠に相性が良い。
私も梅とメジロ(ウメジロー)とか撮りたかったのですが、今年は梅も桜も「名所」に出かける機会が無く、近所にはなかなか鳥も飛んでこずで、諦めていたのですが…。
先日、既に曇り空になった夕方、まだ散っていないうちに桜を撮ろうと思い近所をウロウロしていると…
チチ、チチ…
桜の木の中から、鳥の鳴き声が聞こえたような…。
慌てて周りを見渡すと…
いた!
おおっ、これは・・・なんて言う鳥だろう。
・・・ハト?
[はとなら何か問題か?]
いや、別に問題ってことは無いケド、こういうシチュエーションで見たこと無いから、ハトなのかな?違う鳥かな?って思っただけです。
ハトさんですか?
[わたしが何か、それは汝の心の中にあらん]
結構哲学的な問いですね、いや私はそんなに深くは考えていないんですけど、その、もっと珍しい鳥さんだったら嬉しいな~と・・・ もっと派手な・・・
[汝が望むもを、人に投影してはいけない。私は、私以外の何者でも無いのだから]
いや、そうなんですけど、何て言う種類かなぁ~と思っただけ・・・
[私は何者でもアリ、何者でもないのです。ポッポーっ!]
ポッポー?
ハトやんっ!
飛び立ったら、凄くクリアーにハトだと分かりました。
まぁ、ハトさんと桜でも、良いですよね。
・・・という事で、ことしは、「さくらばとー」を見れました。
(つづく)