先週末、用事で五反田に行った際、お昼ご飯を食べようと駅前をさまよっていたら、偶然グリルエフを発見しました。
五反田洋食店の老舗、『食べログ100名店』にもなっているお店の存在は以前から知っていたのですが、行ったことは無く、この日も行くつもりは無かったのですが…。
何の前知識も無く、駅前をウロウロしていたら、いつの間にか風俗街?に迷い込み、奥さんは暑さで疲れて不機嫌になるというビミョーな状態の時に、グリルエフが見つかりました。
「雪国」風に言うと
『風俗街を抜けると、そこはグリルエフだった』
折角だからとお店を覗くと、どうやら少し待てば食べれそう。
以前から気になっていたので、(外観をみてあまり気乗りしていない奥さんに説明をして)こちらで昼食を頂く事にしました。
外観とは裏腹?に、店内は「古い」と言う言葉だけでは表せない雰囲気を醸し出していました、そして狭い店内にシェフの姿をした人が4人もいるところがまた凄い。
特に予習もせずに、いきなり来たものですから、一番人気のハヤシライスと、後はきになったカニクリームコロッケを頼みました。本当はハンバーグ定食も頼みたかったのですが、奥さんに却下されました。
得てして、こういう老舗の洋食屋のご飯って、ビジュアル的には弱いが味は美味しいというケースが多いのですが、こちらも正にそんな感じ。
ハヤシライスは、デミグラスソースと言うよりウスターソース感のある味で、サラッとした液状のルーをご飯にかけると、自分にはご飯がちょっとガーリックライスっぽくなって、これはこれでアリ!という感じでした。
コロッケは、カニ味噌的な濃厚な旨味が感じれました。
他のテーブルでは、カニクリームコロッケとチキンカツをそれぞれ頼んでいる人が居ました。たぶん、それぞれ交換して二つの味をそれぞれ楽しむんでしょうね~。
昭和を濃縮して凝縮したお店の雰囲気も楽しみの一つとなりそうです、たまには老舗の洋食屋に行くのもいいなと思った週末のお昼でした。
r.gnavi.co.jp
(つづく)