出張で仙台へ。
その日の夜は、いつものようにコンビニ弁当を・・・というのは避けたくて、ブラブラ歩いて、こちらへ夕食を食べに行きました。
文化★横丁
そして、向かったのは・・・
文化横丁に店を構える、餃子で有名な「八仙 (はっせん)」。
r.gnavi.co.jp
人気のお店だけあって、私が訪れた時の既に人が並んでいました。
外にあるメニューと、食品サンプル。
ある意味、味気も無いウィンドウですが、これが魅力的に見えるのが不思議。並ぶことを決意しました。
待っている間、並んでいるサラリーマンの会話が聞こえてくる。
愚痴と自己顕示、平和の象徴。
そして、しばらくして、自分が呼ばれます。
先ずはビールを。
基本、生ビール派の私も、この日はこの瓶ビールが旨い。不思議。
前に並んでいたサラリーマンの自分自慢と愚痴、会社への不満が面白おかしく話されるのが、小さな店に一人で訪れると嫌でも耳に入ってきます。
でも、それが鬱陶しくもなく、なぜか微笑ましくも羨ましくも、なんだかとても落ち着くBGMとして聞こえるのは何故?
『飲中八仙歌』
お店のお母さんに、内容を聞こうと思っていたのですが、あまりにも忙しそうで遠慮している間に・・・
(追記:飲中八仙 - Wikipedia オリジナルかと思っていたら、中国の有名な人が書いた詩だったんですね。)
餃子 is coming!
焼き餃子派の私は、先ずは焼き餃子。
おいしい!
そこには、色々なメニューが。
そして、不思議な居心地の良さ。年配のお姉さん方は、色々なキャラクターの方がいて、優しい方から一見口うるさそうな方から。でも、みんな愛らしいというか、親しみやすい方々で、どんなキャラでも不思議と好感が持てました。
そんな空間にいると、あっという間に餃子の皿は底が顔を出します。
さぁ、次は・・・
唐揚げ! いや、もうこの日はなんとなく食べたくて・・・
そして、やっぱり食べたかったチャーハンを頂きます。
そして、期待通りにおいしかったです。
おなかも心もいっぱいになって、お店をあとにしました。
なんとも、不思議なお店でした。
お店を出た時も、沢山の人が並んでいました。
納得です。
私もまた来たいと思いました。なぜか不思議な、幸せな時間を過ごした仙台のお店「八仙」でした。
(つづく)