三連休に、一度登ってみたかった金峰山に行ってきました。
この金峰山ですが、楽な登山ルートが登山口の標高が既に高い大弛峠(標高2365メートル、日本で一番標高の高い車道峠)からのスタート。
大弛峠/夢の庭園/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報
しかし、ここの駐車場は台数が少なくかなりの朝早くの到着でも停められず、途中の道にズラッと路駐が並ぶことが有名だそうです。
その為、以前から検討していたのに全然実行に移していなかった車中泊前提で前日の夜から行くことにしました。
…で、結論から言うと、当日の環境(周辺環境・気温など)も良かったのでしょうが、初めての車中泊でドキドキする事もなくあっという間に寝てしまい、「登山の前泊に車中泊はアリだな」と思いました。
今回は、そんなフォレスターでの車中泊に関する情報を簡単にまとめてみたいと思います。
フォレスターで車中泊
私のフォレスターはSJ型という、現行型より一つ古いタイプのフォレスターです。
ネットで探すと幾つかの車中泊関係の情報が出てきます。
だけど、意外と少ないんですよね。
結構アウトドア向けの車だから、車中泊している人沢山いるんじゃないかなぁと思うのですが、事例が少ないと感じました。まぁ、「車中泊」を楽しむのだったら、もっと他の車がありますからね、フリードとかシエンタとか・・・。その為、フォレスターは本当に車中泊好きの人・車中泊を頻繁にする人がターゲットの車では無いのかもしれません。その為、ネットで「車中泊」「フォレスター」としてもあまり多くはヒットしないのかもしれません。
現行車種じゃないSJフォレスターで、これからどれだけ「車中泊してみよう」と思う人が居るかは疑問ですが、SJ型フォレスターの車中泊事例として少しでも参考になればと思い、私のケースもブログにアップしてみることにしました。
段差の解消がキモ
SJ型フォレスター(たぶんSKも)は、ラゲッジスペースがフラットにはなっていません。快適に寝るのにはその解消がキモとなります。
大体身長170~180cmの人がまっすぐ寝ようとすると、ラゲッジスペースだけでは長さが足りません(上図ご参照ください)。その為、先ずは①前席と後席の間のスペースを埋めなければなりません。
そこで最初に使っていたのは、アイリスオーヤマのワイドストッカーです。
これを前席と後席の間に入れると、丁度高さがバッチリとあって頭の部分をサポートしてくれます。
しかしながら、前席をほぼ目一杯前にスライドさせないとこのBOXは入りません。その為、運転席側を寝床にすると、車中泊モードで直ぐに運転する事が困難になります。
じゃあ、助手席側を寝床にすればいいじゃないか、と思ったのですが・・・。
この場合、後席シートが4:6分割可倒式なので、助手席側の「4」だけではエアマットが置けません。結局、そうすると両方の後席を倒さないとダメになります。
フォレスターはSUVで、最低地上高が高く、且つスライドドア等も無いので、両方の後席を倒すと、寝床へのアクセスが非常に不便になります(前席から移動するか、後ろのハッチを開けて寝床に入るか・・・)。
そこで、「運転席側に寝床を設置して」「直ぐに運転できる状態にできること」を実現するために考えたのがこちらです。
ホームセンターにある、メッシュ状のパネルをベルトで前席ヘッドレストに引っ掛ける形にしました。当然、この上に全体重を載せたりは出来ませんが、基本的に頭か足を置く程度の場所なので、これぐらいの強度で十分だと思います。
私のパネルは450mm×450mmだったと思いますが、今思えば、以下の商品の様に幅が60㎝ぐらいでも良いのかもしれません。
使用したベルトは荷物を固定する為のベルトで、長さ調整と締め上げが簡単です。
次は、②の後席とラゲッジスペースの段差ですが、大体6㎝ぐらい。わずかな段差だと思っても、結構寝てみると気になるものです。これは、他の方がネットにあげていたのですが、モンベルのULコンフォート エアパッドを使うとジャストサイズで、段差が解消できました。
これで、「直ぐに運転できる状態になる、車中泊仕様」が出来ました。個人的には、助手席側後席を倒さない状態に出来ることが結構ポイントで、乗り降りもし易いですし、登山靴等も置けますし、登山が終わった後のバッグ等もシートに置けるので、寝床を設営している状態でもその他の利便性が損なわれません。
その他の車中泊グッズ
その他の車中泊グッズとして、先ずは必須のマットです。これは、ネットで評判の良かったONLY STYLEのマットを購入していました。
他の商品を使ったことが無いので、比較はできないのですが確かに設営・撤収も楽で、寝心地も悪くありませんでした。
あと、シェードはこれもネットで評判の良かったAIZUさんの商品を購入していました。
車中泊用高断熱シェードのマルチシェード:アイズ 遮光・断熱・保温 高機能シェード マルチシェード フォレスター SJ SUV
車種別設計なので、しっかりと遮光してくれます。
あとは寝袋。
登山やキャンプをしている人は既に持っているものでも良いと思いますが、これも必ず持って行った方が良いな、と思いました。やっぱり標高が高いと夏でも寒いです。
マミー型でもいいのですが、私は車中泊用には よりくつろげる封筒型のものを選択しました。
枕もエアピローを持って行っていました。
車内ライトに、GENTOSのランタン。これは、車中泊をやろうと考えていた以前から購入していたものを流用しています。電池式ですが、結構もちますので、充電式の電池と併用すれば安価に使えるかと思います。
ポータブル電源は、車中泊時の利用と家の非常用として購入しましたが、結局今回の車中泊では使用しませんでした(すぐに爆睡したし)。
たまたま気候が良かった(標高が高かったから涼しかった・・・というか寒かった)ので快適だったのかもしれませんが、今後も車中泊&登山にトライしていきたいと思います。また何か気が付くことがあれば、フォレスター車中泊情報をアップしていきたいと思います。
(つづく)
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