
三連休の初日、以前から久しぶりに「ノンビリ散歩したいな~」と思っていた陣馬山に行ってきました。
記録の写真:陣馬山 癒しの山行

高尾駅北口から、陣馬高原下行きのバスに乗り込みます。
行列が出来るものの、結構臨時便が出るので今回も座っていけました。

そして陣馬高原下に到着。
さぁ、久しぶりに陣馬山を目指そう―っと。

関係ないですが、バス停から見える場所に、お蕎麦屋?さんがありました。
以前あったかなぁ?
さて、陣馬山は何度が行ったことがありますが、今回は以下のコースで進むことにしました。
陣馬山に直接向かう「新ハイキングコース」ではなく、底沢峠に登って明王峠や奈良子峠などを経由して陣馬山に向かうコース。

・・・で、歩き出したのですが、誰も居ません。
こっちのコースはマイナーなのかなぁ。

・・・でも、結構林道に差し込む光が綺麗。
ここで、持ってきたコンデジ「Powershot G1X MarkⅢ」を取り出して写真を撮ろうとすると・・・なんとバッテリーがほぼ無い!
実は、何故か後に奇跡の復活を遂げる私のコンデジG1Xなのですが、この時は「あぁ、やってもうた・・・」と思い、暫くカメラで写真を撮る事を諦めました。
なので、このブログの記事は私にしては珍しく、すべてスマホで撮った写真を掲載しています。

さて、林道を歩き終えたらいよいよ登山道へ。

奈良子峠に行くルートは通行止めになっているんですね。
ってか、こんなコースあるの知らなかった。

この日は出発もノンビリしていたので、歩き始めたのは10時を大幅に回ってから。
それなのに、まるで早朝の様に 凄く良い光の差し込み方をしていて、樹林帯を歩ているだけなのにパシャパシャiPhoneで写真を撮ります。
iPhoneじゃチョットわかんないんですけど、イイ感じの光でしたー。
あぁ、カメラ(のバッテリーの予備)持ってきたら良かったなぁ・・・。

標高1,000mに満たない山々ですが、まぁ何となく登山している気分。

そして、人が殆どいない。いやぁ、良いです。
屁もこきほうだいですね。

うーん、撮っている時はテンション高かったのですが、見直すと謎の出来栄えの写真。
まぁ、そう言う事って良くありますよね。

そして、1時間前後でバス停から底沢峠に到着。

ココからは陣馬山までのコースは「奥高尾縦走コース」としてメジャーなルート。
人も一挙に多くなります。もう屁をブッブブッブこいでは歩けませんのでご留意を。

しかし、久しぶりに来たら気持ちいいなぁ。

明王峠に到着。
ここは営業再開するのか、もうやめられているのか謎です。
私は一度も営業しているところは見たことがありません。

でも、何だかんだと人が多く休憩しているポイントでもあります。
何故なら・・・

まぁ、富士山見えるからなんですよね(たぶん)。

そして、眺望の良さそうなところに人が列を成して写真を撮っています。
?なんで、と思って見てみると・・・

踏み台 Photo Step
・・・があるからです!

私もPhoto Stepに乗って撮ってみました。
確かに、良く見える。

そして、更にズーム。
うーん、iPhoneやるじゃない!!
ってか広角からズームまで、最近のスマホは凄いですね・・・。

さて、富士山を堪能?したら、先に進みます。
どうしてもHDR撮影みたいにシャドーが持ち上げられて必要以上に明るい写真になりますが、実際は結構雰囲気のある道でした。陣馬→高尾方面に縦走するより、高尾→陣馬方面に向かっていく方が気持ち良い気がします(あくまで個人の感想です)。

奈良子峠に到着。崩落していたのですね・・・。

お腹にガスが貯まりやすい私ですが、この道は油断は出来ません。
常に登山者かトレランの方が居らっしゃるからです。
特にトレランの人はペースが速いので、放出のタイミングには気を遣わなければいけません。

新ハイキングコースのルートの一つの分岐かな?
陣馬山はもうすぐ。

もうすぐ

きました、陣馬山!

ジンバ、ジンバ!

この陣馬山のシンボルともいえる白馬の像、これって京王電鉄が観光促進の為に設置したものなんですってね。

・・・と、その由来にやや安っぽさを感じつつも、

撮る!

撮る!!
いや、よくぞ設置してくれた。
確かに、なんか山頂にマッチしているし、景観を壊すこともなく、本当にいい意味でシンボルになっているんですよね、白馬の像。
※この時、G1Xを見てみると、奇跡のバッテリー復活。G1Xでも白馬象を撮りました(笑)が、今回のブログには掲載しません(全部iPhoneで行きます)。

完全に、白馬の像に存在感を奪われている山名盤?

そして、金時茶屋張りの富士山を望む清水茶屋。

いや、如何にも「茶屋と富士山」という感じで良いです。

もう一つあるのが、信玄茶屋。

今日はお昼は、山頂の茶屋で蕎麦を食べようと思っていました。
さぁ、どっちの茶屋にしようかな・・・。


丁度富士山を見える席があいていたので、信玄茶屋で食べることに。

山菜そばを注文して、番号札を貰う。

来ました、山菜そば!

うまそーです。

富士山にピントを合わせて。
これまであまりiPhoneで沢山の写真を撮ったことが無かったので、今回はiPhoneのカメラで色々遊んでいます(笑)。

さて、食事タイム!

高尾駅で購入した玄米おにぎりも。

スーパーで買って食べていなかった(から持ってきた)キャベツさん太郎も。

さらに、コーヒーを注文。

来ました!

同じく高尾駅で購入したピーナツバターパンと。
あと、ミニルマンドとチョコバットも食べて、大満足のスイーツタイム。

いやぁ、ほのぼのするわー。

富士山も綺麗に見えるし・・・。

しかし、山座同定アプリって凄いですね。

あの、画面中央の山から陣馬山までの縦走路も楽しそうだな、と思って「AR山ナビ」を立ち上げると・・・

ご覧の通り、山の名前が表示されます。
でも、画面中央のピークは表示されないですね。あれはピークでは無いのかな。
ともあれ、次回はアッチ(三国山~生藤山~陣馬山縦走コース)を歩いてみたいです。

昔の東海道とかって、こんな感じだったのですかね・・・。
(あくまで雰囲気の話)
しかし、かれこれ1時間以上山頂でのんびりしていました。
この日は1月にもかかわらず山頂で12℃程だったそうで、暖かい暖かい。

さて、もう一度白馬象をみて・・・

そろそろ下山することに。
ん?

でるかー、熊さん。
こういう人里に近い低山の方が出そうな気はします。クマ鈴を再度セットします。

藤野駅に向かって、レッツスターティン(©りんごちゃん)。

天気が良いので、森の中に入っても本当に光が綺麗でした。

アップルウォッチに反射する木々。

余談ですが、低山の方がこういったGPS地図?のありがたみを感じました。
というのも、人の営みが近い分 山の中でも登山道以外の道が多いんですよね(農作業用とか林業用とか地元の人が使う道とか)。

コース沿いに小さなピークがあって、登ってみたかったけど蜘蛛の巣だらけだったのであきらめてそのまま歩きます。




景色が開けたところ。
山の重なりが綺麗・・・


何度も撮る(笑)
iPhoneで撮る

しかし、何というのでしょう、このコース、癒される空間でした。
人の営みと自然が丁度入り混じっている感じなんです。

ん?

富士山が見えていました!

茶畑、山、富士山・・・
最高じゃないですか!
なんか写真じゃ伝わりませんが、とっても感動の景色でした。


・・・なので同じような写真を何枚も撮っていました(笑)

さて、下山していると、陣馬の湯として有名な「陣渓園」の看板が。
それも「徒歩5分」と。
よし、ひとっ風呂浴びて帰ることにしよう!

そして、民家の敷地の様なところを経由して、ほぼ5分ぐらいで・・・

目的地に到着。

ここは温泉では無く水道水で、予めWEBなどにも記載があります。
ほんとうは陣谷温泉を狙っていたのですが・・・陣谷温泉に電話しても誰も出なかったんですよね(双方の温泉、入浴する場合は事前に連絡しておいた方が良いとおもわれます)。

親切な旅館の人々、そして、光差し込むお風呂。
もう、最高に癒し空間。

お風呂上りには、お茶も用意してくれていました。
(ただ、ココからバス停まで徒歩25-30分程度かかるので、バスの時刻からあまりゆっくりする事は出来なかったのが残念)

しかし、色んな色紙が・・・

「犬に金棒」かぁ、面白いおかみさんがいるのかな、と思って見ていたら・・・。



あぁ、何か志村動物園であった日本犬のヤツかな?

帰りの電車でググってみると、この旅館有名みたいで、ダウンタウンのガキの使いの罰ゲームのロケに使われたりとかしているみたい。志村動物園とはどんな関係なのかはわかりませんが、関係がある事は間違いなさそう。

温泉・お茶・きゃりーぱみゅぱみゅ。
こんな濃厚セットを、私一人でユックリ堪能することができました(もっと登山者がいるのかと思っていた・・・)。
いいお風呂でした、旅館の人も凄く親切だし、とっても感じの良い方々でした。
是非また来たいと思います。

さて、バス停まで歩きます。

途中で陣谷温泉も発見。
こちらはヒノキのお風呂が自慢だそう。機会があれば、こちらも行って見たいです。

バス停のある道まで来て、バスを待つこと約10分・・・

バスに揺られて約10分、藤野駅に到着しました(因みに、バスは既にメッチャ混んでいました)。

藤野駅。
高尾行きの電車があるホームへ向かいます。
夕陽が綺麗。
低山だと侮るなかれ。
山の標高と満足度の高さは比例するもんじゃ無い。
陣馬山ハイキングは何とも言えない日本ののどかさを感じる、
大満足の癒しの山行となりました。
(つづく)