プロローグ
年末年始の帰省の前、toshiboo (id:toshiboo777)さんの次の記事を読んで、「そうだ、飛行機撮ろう」と思いました。
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ちょうどカメラのフォーマットについて、いや簡単に言うとフルサイズのカメラが良いのかなぁ～なんて思っていた時期に、この記事にのっている綺麗な写真を見て、「あぁ、マイクロフォーサーズでも撮る人が違えば、こんなにきれいな写真が撮れるんだなぁ」と思ったものでした。まだまだ自分がマイクロフォーサーズで出来ることは沢山あるぞ、と。そして、伊丹空港で撮られた飛行機の写真かっこいいやん、撮りに行ってみたい！と。
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上の記事が凄く参考になりました。
伊丹空港は奥さんの実家から車で20分ぐらいなので、今回帰省したら絶対に行ってみようと思っていました。
・・・で、今回はRAWでも撮ったので、ちゃんと現像してカッコいい写真をUpしようかと思ったのですが、面倒くさくてなかなか時間が無くて、現像を待っていたら何時になったらUp出来る事やら。それに、取り合えず自分の体験もアップして、他の人の参考になればと思い、とりあえず「撮影記」をアップしてみたいと思います。
撮影に行ってみた。
toshibooさんの記事にもありましたが、撮影スポットの滑走路後ろの土手のそばにコインパーキングがあります。
撮影スポットは、千里川河川敷。
車から撮影スポットまで徒歩で5分ぐらい。上の地図では、何故か「Left Bank」と滑走路側の河川敷が示されていますが、こちらは滑走路との間にある高いフェンスが間近にある為、背の高い三脚や脚立が無い場合は、右岸側が良いと思います。
右岸側までは大体4分弱というところでしょうか。
右岸側から滑走路望む。
右岸側から滑走路を見ると、こんな感じ。構図次第で、手持ちでもフェンスが写りこみません。
では、さっそく飛行機撮影にトライしてみました。
1st Trial
まずは日暮れ前の夕方4時半ごろに訪れました。
使用機材はLumix G9にLeicaの50-200。望遠端ではF4のレンズです。
面倒くさがり屋の私は、もちろん手持ち（笑）
とりあえず様子見でパシャパシャ。セッティングを詰めながら…と言いたいところですが、結局自分なりの解を得ることは無かったので😅、とりあえず設定だけ載せておきます。
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/640 200mm ISO200
G9+LEICA50-200, ƒ/3.7 1/1600 127mm ISO1000
G9+LEICA50-200, ƒ/3.7 1/1000 127mm ISO1000
G9+LEICA50-200, ƒ/3.7 1/800 133mm ISO1000
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/160 200mm ISO320
G9+LEICA50-200, ƒ/3.8 1/500 144mm ISO320
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/320 127mm ISO800
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/200 92mm ISO800
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/200 96mm ISO800
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/100 168mm ISO800
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/320 133mm ISO800
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/200 150mm ISO1250
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/50 200mm ISO500
G9+LEICA50-200, ƒ/4.5 1/50 200mm ISO500
ISO感度を出来るだけ押させて撮ろうとしていましたが、結局何が正解なのか良く分からず・・・（笑） ともあれ、日没まではISO800ぐらいまででも、動いている機体でも（本当はブレているのかも知れませんが）撮ることが出来そうでした。
ただ、いざ撮りだすとフレームに飛行機を捉えるだけで楽しくなってしまう「トンボ取り」状態に。どういうカッコいい写真を撮りたいか、というイメージが無いので、こうなっちゃうんでしょうね。
ともあれ、とにかく撮っていて楽しい（魚が釣れなくてもアタリを楽しむようなもの？）ので、まだまだ撮影を続けます。
そして、だんだん暗くなってきます。
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/40 111mm ISO640
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/40 106mm ISO640
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/25 138mm ISO640
これで、午後5時半ぐらいでした。
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/20 200mm ISO2500
プロペラ機が飛んできたのでトライしましたが、ブレブレ。
G9+LEICA50-200, ƒ/2.8 1/40 50mm ISO6400
午後6時前。着陸前の機体、スピードがまだある状態の機体にトライしましたが、ISO上げてももうシャッタースピードが足りません…。
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/10 200mm ISO1600
G9+LEICA50-200, ƒ/4 1/8 200mm ISO1600
もうどんどんシャッタースピードが稼げなくなってきたので、初めての伊丹空港はココで引き上げることとしました。
2nd Trial
あまりにも面白かったので、次の日の朝も撮影に出かけました。
到着したのが午前9時前ぐらいかな、もうチラホラ人が来ていましたね。
この日は、×2.0テレコンつけてトライしました。
G9+LEICA50-200, ƒ/8 1/250 400mm ISO100
太陽の力は偉大、テレコンつけてF8.0で、ISO100でもSSは1/400-1/250。
G9+LEICA50-200, ƒ/7.2 1/2500 222mm ISO320
日中は、もうあまりセッティングとか気にしなくなりました（オイっ！？）。
低感度でもSSが稼げますが、機体から出る熱？のせいか、こう機体後方がモワモワモワ～となっていました。
飛行機撮影が上手い人は、こういうシーンでどうやって撮るのか興味津々です。
ちなみに、スマホから三脚＋ガチ一眼レフまで、色々な人がこの場で撮影を楽しんでいます。
それぞれの楽しみ方を見ているだけでも、楽しいです。
そして、この河川敷は、本当にその上空を飛行機が飛んでくるんですよね。
頭上をブォーっと、飛行機が機体の腹をドアップで見せながら超えていきます。
カメラ持っていない家族連れとかも来ていて、ちょっとした飛行機体験スポット（？）ですね。
GX7にLEICA12-60の標準ズームコンビも持ち出して、気分を変えて撮影を楽しみます。
GX7MK3 + LEICA12-60, ƒ/3.6 1/16000 24mm ISO100
色んなボディペイント？をした機体がありました。
結構飛行機撮影が好きそうな人たちは、今日はコレが目当てだったのかな？
この飛行機が飛んで行ったら、手慣れた感じで撮影していた方が何人か荷物をまとめて帰っていきました（たまたま？）。
因みに私は50-200をつけたG9は手持ちで、後はpeakdesignのカメラバッグにCapture経由でGX7をぶら下げて、必要な時にはサッとGX7を取り出して撮る、というスタイルでした。身軽なので、ブラブラしながらダラダラ撮影を続けることが出来ました。
滑走路側を撮っていた時はこんな感じ。
Slingタイプのカメラバッグ「peakdesign Everyday Sling 10L」に同じくpeakdesignのCaputreをつけてGX7をぶら下げています（Captureについては、ページ最後に紹介ビデオ載せておきました）。Everyday Slingは以下のエントリに書いています。
akari-papa.hatenadiary.jp
滑走路側を撮るのに飽きて（？）、G9はバッグにしまって、後はGX7だけで「お写歩」モードになってしまいました。
しかし、こうやって皆で飛行機をカメラで追っているのって、幸せだし平和だなぁ。
日差し暖かいなか、こうやって人の撮影を見ているのも楽しかったです。
カメラも色々あって面白かったのですが、印象的だったのが、小さいカメラを三脚につけた右のおじさん。最初はオリンパスのE-M5mkⅡかな、って思うぐらいのサイズだったのですが、どうもレンズに見覚えが無い（マイクロフォーサーズユーザーは、自分の使っているボディメーカー以外のレンズでも大体知っている＆覚えていますよね）。
見たこと無いレンズだなぁ、と思ってボディをよく見てみたら、Z50！
フルサイズの望遠レンズをZ50につけて撮られていました。APS-Cとフルサイズのマウントが共通だから出来る技、カッコいいなZシリーズ、と思いましたね。
※この写真だけLightroomで補正・トリミングしています。
なんて、撮って楽しい、見て楽しい、の初伊丹空港撮影記でした。
カメラって、面白いですね。
・・・ん？
“・・・これって、誰かの参考になるのかなぁ”
あ、今自分でもそう思いました。誰かの参考にと思って書き始めましたが、相変わらずの徒然日記になってしまいましたね（笑）
でも、楽しさは伝わったかな？ カメラを持っている人も、そうでない人も一度は訪れたいスポットでした。
（つづく）
Related Info
撮影場所
右岸、左岸どちらからでも撮れますが、初めての人は右岸（滑走路から見て川を挟んだ反対側）がおススメです。
最寄りの駐車場
20分100円とリーズナブル。最大料金設定もあるので気軽に使えます。
使った機材（カメラ＆レンズ）
メインはこのセットでした。
夕方はこれ着けると暗くなりすぎちゃうので使えないですね…。
こっちには標準ズームをつけてサブで持っていきました。
意外と標準ズームだけでも色々撮れるので、望遠持っていない人でも是非トライしてみてください。
使った機材（その他）
上の二つのカメラ＆レンズは、この小さなカメラバッグに入りました。
そして、カメラをバッグにつけていたのはこの「キャプチャー」という商品です。
詳しくは、次の動画を見てみてください。コレ便利ですよ。
Capture V3: Tips & Instructions
カメラバッグやキャプチャーと同じメーカーのストラップ類も便利で、今回はこの組み合わせで使用しました。
アンカーリンクスというシステムで簡単にストラップの交換が出来るので、今は手持ちのカメラ全部にアンカーリンクスがぶら下がっています、その姿はチョットどうかと思うのですが、便利なのでやっぱりこれになっちゃうんですよね。
2018 Anchor Update
Peak Design Clutch: Setup + Tips
Setup + Tips: Peak Design Slide & Slide Lite
うーん、纏まらないブログになりましたが、誰かの何かの参考になれば幸いです。
