7月初旬のことですが、急に思い立って?八ヶ岳に一泊二日の旅行に出かけました。
その際の目的の一つに、丸井伊藤商店の生どぶろく「八ヶ岳」を買って帰る、というのがありました。なんせ、一度買って帰ってお家で飲んだら、これがまぁ美味しいこと。
普段はチューハイとワイン派のあかりぱぱ、「どぶろく」なんて飲む習慣は全く無かったのですが(なんかドロドロした印象あるし)、この『八ヶ岳』は程よい酸味と甘み、まろやかさに加え、「生」でありまだ発酵している為シュワシュワと微炭酸の様な口触り。一発でファンになってしまいました。
世田谷の支店にも行ってみたのですが、こちらは酒類の販売は行っておらず購入出来ませんでした(先にチャント調べていけばよかった…)。
そんなこともあって、今度八ヶ岳に行ったら絶対に購入しようと決めていました。
いざ丸井伊藤商店へ。
お泊りしていたわんわんパラダイスから茅野へと向かって進みます。
この旅行の時も見事に梅雨空の日々でしたが、お店についてら上には青空がのぞいていました。さぁ、あるかなぁ、『八ヶ岳』。楽しみです。
www.misokengaku.jp
まずは久しぶりに店内を見て回りまして…。
商品販売コーナーに行くと、親切な女性の方が色々と商品について教えてくれました。
勉強になります。そうして勧められた商品も魅力的ですが、まずは生どぶろく『八ヶ岳』を買わないと!
…と思っていたら、なんと売り切れ!
上の写真の右下部分の冷蔵庫、ここに3つぐらいだけあるのは何と別のお客様用の取り置き。この日は完売していたとのことで、超ショック!
本当に欲しかったし、買いたかったし、飲みたかった!・・・と悔しがっていると、また別のお店の方が「いやぁ、せっかく遠くから来ていただいたのに。だけどまだ発酵中で、後一週間は(商品として出すのに)かかりますかね。」
いやぁ、残念と悔しがっていたら「せっかくなので、チョット見て頂きましょうか」と私たちを連れて、製造所の方へ。
なんと、八ヶ岳を発酵しているタンクのところ連れて行ってくれました。
発酵中のタンクの中をみていると、音が聞こえるくらいに泡が次々に出てきています。
そして、何とも言えない香りが立ち込めます。う~ん、うまそう。
「まだまだですね…」と言いながら、コップにとっていただき。
一口味見させて頂きました!
新鮮で、「いままさに発酵しています!」という感じですが、確かに酸味がまだ強く、以前飲んだ八ヶ岳に感じた、まろやかさやほのかな甘さ・風味はまだまだありませんでした。
しかし、この人は・・・社長さんかしら? とっても親切で、且つどぶろくを「創る」のを楽しまれている様でした。
他の店員さんも、商品を紹介してくれた人、発送を手配してくれた人、みんな良い人でますますここのファンになってしまいました。
結局、この日は「八ヶ岳」は買えずじまいでしたが、大変貴重な体験が出来ました。
そして、肝心の八ヶ岳は商品として出来たら送ってくれることになりました。
それから、約一週間後・・・。
まさに、「生きている」感じです。
当社は茅野市にて創業し100年余り、木樽による伝統製法を守りながら信州味噌を製造する蔵元です。近年はその醸造技術を基に、味噌の加工食品や甘酒等、積極的に品揃えを広げ、地元に留まらず県外からの来店客も増えつつあります。
一方茅野市は、780年続く由緒ある「どぶろく祭り」を毎春開催する御座石神社があり、歴史的にも「どぶろく」と縁の深い土地柄です。
しかし、これまで何故か市販品がなかったので、当社でこの地ならではの「どぶろく」を是非、造ろうと発起して開発に取り組み、この度の発売となりました。
この「どぶろく」は、八ヶ岳の伏流水(軟水の井戸水)と八ヶ岳山麓産の幻の酒米「ヨネシロ」、そして長野県が開発した「アルプス酵母」を使用し、当社の杜人と蔵人の手により醸される、特に信州産にこだわった代物です。
(丸井伊藤商店WEBサイトより)
注いだら、グラスの中でシュワシュワと。まだ発酵が止まっていません。
これです、コレ!
そして、以前飲んだものと比べると、比較的酸味が聞いていました。
きっと生きている為、瓶詰した後でも時間の経過とともに味が変わっていくのかもしれませんね。
氷を入れて飲んでみたりして。そうすると、少しあっさりとした感じになります。
・・・と、何度も飲んでいるとほろ酔い(?)かげんに。
いや、八ヶ岳方面に行った際の購入リストにバッチリ入る、至宝の一品です。
お店の方も良い人だし、是非売れてほしいですけど、なんせあのタンクですから売れると直ぐに品切れになりそう。ムムム・・・。
まぁ、それでも「待つ」のも楽しみながら呑もうと思います ♪
(…と、週末だけで一本軽く開いちゃって今は二本目ももうほとんどありません。)
(つづく)