令和2年。
今年は年初にカメラを買って良いとのお許しを得たのでした。
やった〜!(子ども?)
そうなると、色々な機材を見るのも楽しくなる。
そして、初心者?カメラマンと言えば、やはり気になるフルサイズ。今までも色々と気にしてきました。
akari-papa.hatenadiary.jp
やっぱり、色々と気になりますよね。
・・・ん? これはチョット違うかな。
ともあれ、FFフォーマットのカメラへの興味もありつつ、でも結局何も買わずに過ごした2019年を経て、今に至ります。
・・・で、今もやっぱり「フルサイズ欲しいなぁ」と思いながら、まだ買わない今日この頃。
ある雑誌の記事(2018年12月)のカメラマン座談会で、あるプロが「初心者は一旦フルサイズに行かないと気が済まないんだろうなー。」と発言していましたが、正にカメラ好きには必ず訪れる「フルサイズ病」。私もやや感染気味なのかと思います。
まだまだ今のカメラでやれることがあるでしょ?とわかっていても、欲しくなってしまうのがフルサイズ病。そんな病に侵されながら、それでも買わない日々が続く。
何故?
まぁ単純にお値段が高いってのもあるんでしょうけど、今のマイクロフォーサーズとの併存方法(たぶん「マウント移行」はしないと思います、怖くて)や、レンズのこと、データハンドリング等々を考えて、それでも『もう明日にでも欲しくてほしくてタマラナイ!』とはなっていないから、だと思います。CP+で、何か私を狂わす出来事があるかしら。
・・・なんて馬鹿な事を言いながら(でもそれはそれで楽しい(笑))、フルサイズカメラを色々と見ている、そんな状態で、実は最近気になったマイクロフォーサーズの噂が、これ。
GX7mk3の後継機が2020年の上半期にでも出るのではないか?とのうわさ。
マイク端子が付いている、という事以外はスペック的な事は何も記載されておらず、ただただ2020年の上半期に出るカモ、というだけの噂話。
でも、この噂に私は少し、ときめいた。
フルサイズが欲しいんだったら、このタイミングで新たなマイクロフォーサーズのボディを買うのはどうなの?と思いながらも惹かれた、GX7の後継機。
どうやら、私と同じく次のGX7に興味のある人は多いようで、こんな何も具体性のナイ噂にコメント欄は沸いて湧いて。
意外と次のGX7に期待している人多いんだな、って思いました。
LUMIX GX7MK3(海外ではGX9)は、レンジファインダー型のマイクロフォーサーズ機。手振れ補正もついて、重量400g台と、比較的持ち運びやすい。
グリップも純正からサードパーティのものまで、色々あって便利です。
そして、ライカ基準で製造されたレンズが、比較的安価に手に入るのも魅力。『なんだよPanaLeicaだろ?』と言うむきも多いのは理解していますが、いや、それでも伊達にライカ銘は名乗っていないと言えるレンズ達が揃っているのも良いところ。
特にLeicaの25mmは、値段の割には結構立体感も味もある描写をする良いレンズ。
正直G9の方が良い写りをするのですが、なんというか「良い悪い」という次元とはチョット違う写り方をするGX7mk3+LEICAレンズ。
絶対的な性能(特に高感度)では、フォーマットサイズの不利は免れないですが、その分機動性が高く、スナップシューター向け(ストリートフォト向け?)にはピッタリのカメラがGX7だと思っています。
もちろん、Pana系だとマイクロフォーサーズ(写真向け)ではLumix G9が一番写りが良いのですが、マイクロフォーサーズとしての物理的なサイズ感がもたらすアドバンテージと写りのバランスが良いのがGX7。
だから、よりセンサーサーズが大きいカメラと比べた時、G9は(それでもレンズが軽いので実際はアドバンテージがあるのですが)あまり差が無いとしても、GX7はマイクロフォーサーズならではの物理的サイズ感のメリットがある。
・・・みんなそう思うから、きっと後継機に興味があるんだろうな、と想像します。
でも、その後継機には(登場時期が2020年の上半期ということであれば)私が常々期待する、ドラスティックな変化をもたらす様な機能・性能は搭載されないハズ。あくまで噂とは言え、OlympusのOM-D E-M1mk2の後継機が、M1Xと同じセンサー(=ほぼE-M1mk2と一緒?)と予想されていたり、SONYフルサイズのフラッグシップα9Ⅱのセンサーが初代と同じだったり、という最近の傾向を見ている限り、センサー自身に革新的な変化は無さそう(それでも、Panasonicがオーガニックセンサーとか積んでくれればメチャクチャ嬉しいですが・・・)。
でも、そんな劇的な変化は無くても、気になるのは、チョット改良されるだけでも買い替えたいなぁ、と思うカメラだから。
私が、これが実現されていれば、(フルサイズとか欲しい、とか言っていながら)必ず買い替える! というものは、簡単に言うと、今のG9がもつ機能が(動画関係を除いて)GX7のボディに詰め込まれる、というもの。
より具体的には;
- 防塵防滴(これが付いただけでも買うかも)
- 金属製ボディ(ただし、重量は400g台)
- 200点以上のAFポイント
- G9と同等以上のセンサー(高感度が必要なければフルサイズとも互角の良いセンサーです)
- Dual.I.S.2(ボディとレンズの協調手振れ補正の進化版。G8,G9,G99等に実装)
- G9と同じレベルのEVF
- 露出補正専用ダイヤルが汎用ダイヤル化
- 背面の十字キーがG9同様にホイールダイヤルとなる
- ボディ前面にFnボタン
これを実現するのであれば、ボディは多少大きくなっても良く(ただし、ハンドグリップなどは過去のGX7用のものを流用できるレベル)、且つ内蔵フラッシュは無くても良いです。チルトするEVFも防塵防滴と引き換えなら要らないです。
ボディの縦横比はGX7mk2が理想的ですが、もうLEICA Q2ぐらいの縦横比(ただし、横はGX7mk3を維持)で良いので、上述の条件を実現してくれれば、きっとフルサイズ病にかかっている私も購入すること間違いなし、です。
いや、こういうの考えているだけで(自分は)楽しいです。
(すいません、酔っ払いの独り言の様で・・・)
そういう意味では、最もマイクロフォーサーズならではのサイズ感を実現しているGMシリーズの後継機も期待したいですね。
仮に私がフルサイズ病に侵され抗えず、FFカメラを購入していたとしても、これらマイクロフォーサーズらしいカメラは持ち続けると思います。
あぁ、早くGX7mk4(GX10)の噂の続報でないかな~。
(つづく)