久しぶりに、東京港野鳥公園に鳥さんの撮影に行ってきました。奥さんが「セイタカシギを見たい」という事で行ってきたのですが、(暑いものの)久しぶりの野鳥撮影は楽しかったです。よい散歩にもなりますし。
撮った鳥さんの記録はこちらに。
そして、今回はEOS R10を初めて鳥撮りに使ってみました(正確には、軽井沢の野鳥の森に持って行ったのですが、その際は殆ど鳥撮れなかったから・・・)。
何より軽いボディなので、ちゃんとAFが動いてくれれば気軽な野鳥撮影にピッタリかな~と思って持ち出しましたが、本当に気軽な鳥撮りにはピッタリでした。
兎に角、AFが優秀でどのAFエリア設定でも鳥を認識して追尾してくれました。一点AFでも被写体を捉えると「鳥」と認識してそのまま鳥にピントを合わせ続けてくれる・・・。これ、EOS R5で出来ない芸当なので、気軽に撮るならR10で良いんじゃない?って思わせられました。
また、電子シャッターでもある程度まではイケますが、やはりカメラを振って鳥を追いかけるとローリングシャッターの影響がメチャクチャでます。なので、途中からメカシャッターに変えました。でも、メカシャッターの音が結構騒がしいのがたまに傷ですね。観察小屋で連射するのがチョット憚られます。
映りは、それこそEOS R5で撮った写真とモニターとかで比べなければ、悪くないと思える画質だと思います(タブレットとかで見る分には十分かな、と)。
また、軽くて持ち運びは苦になりませんでした。
「鳥を観察したい、記録したい」という時はEOS R10を使って、「綺麗な鳥の写真を撮りたい」という時はEOS R5と言う風に棲み分けが出来そうです。
今回の写真は殆どがRAWデータをLightroomで何も弄らず現像したものです。Jpegのデータサイズを一番小さいヤツにしていたら、流石にちょっと画像が荒かったので全部RAWから出し直しました。
今回は、レンズも軽量な望遠レンズRF100-400。
そこにExtenderをかまして換算約900mmの望遠にしています。
Canonの安価なレンズは結構F値が暗めなので、Extenderまでかますと更に暗さが心配になりますが、日中であればAFも画質も不満の無いレベルに抑えられそうです。本体が約430gと軽量なカメラなので、「何が撮れるか分からない」という「観察ベース」の時はこの組み合わせをしばらくはチョイスする事になりそうです。
(つづく)