あかりぱぱの徒然なるままに

トイプードル「あかり」ちゃんのお父さんの日記。ワンコとの旅行や、ハイキング・登山、カメラなどについて徒然なるままに記しています。

鎌倉アルプス登頂記

 

先日、フト鎌倉市最高地点を有する山、大平山周辺(通称「鎌倉アルプス」)に登頂しようと思いました。

 

 

そうして、思いついてから1時間後、北鎌倉駅に降り立っていました。

 

 

そんな急に思い立って、山に登れるの?と思う方もいらっしゃいますでしょうか?

そう思っていただければ嬉しいというか、そう思ってもらいたくて「鎌倉アルプス登頂記」なんてタイトルをつけたのですが、鎌倉市最高峰と言っても標高160m程度の丘の様なものでして、「天園ハイキングコース」という名前もあるお散歩コースなのです。

(鎌倉観光公式ガイド WEBサイトより)

 

しかし、こんな低山を鎌倉「アルプス」なんて名づけるんですから、鎌倉の方々はオシャレですね。よかよか。

 

…と言う事で、タイトルを「天園ハイキングコースお散歩日記」に変更します。

 

 

天園ハイキングコースお散歩日記

北鎌倉駅から、まずは建長寺を目指します。このお寺を通ってハイキングコースに入るからです。因みに、今回通ったルートは以下の様になります。

 

北鎌倉駅から鎌倉駅までのお散歩ルート)

 

建長寺までにも、円覚寺など色々なお寺があるので、時間に余裕があれば是非寄りたいところ。

・・・しかしながら、この日は突然思いついてきたので、既にお昼前。且つ目的はハイキングコースを歩く事なので、お寺の参拝は断念しました。

 

 

 

道には「鎌倉ものがたり ~ 一色先生の足跡板」という看板があって、色々な豆知識?の説明があるみたいです。鎌倉ものがたり、全巻買って読んでたな~。すべての看板を見て回りたいぐらいですが、今回はハイキングが目的なので、登山口のある建長寺を目指します。

 

 

北鎌倉駅から建長寺までは一般道。

既に鎌倉方面に行く道は車が混んでいました(朝比奈から鎌倉に抜けるルートはハマると大変です)。

 

 

そうして、建長寺に到着。

お寺自身も、見応えのあるものですが(というのも変かも知れませんが)今回の目的はハイキング。家を出たのが遅かったこともアリ、見学もそこそこに。

 

本堂向かって左手の道を、山へと歩いていきます。

 

 

ここからの階段が結構急でした。ここから、「半僧坊 大権現」へと向かっていきます。

 

 

半僧坊大権現は天狗の姿。

沢山の天狗に迎えられます。

 

 

 

 

富士見台がありますが、この日は生憎の曇り空。

 

 

さて、今日の目的はあくまでハイキング。

ここも足早に通り過ぎます。

 

 

そして、ハイキングコースへ。

 

 

鎌倉の街と、湘南の海が見渡せます。

 

 

さて、ここからハイキングコースらしく、山の中に入っていきます。

ハイキングコースと言っても、「スキップスキップらんらんらん♪」という明るい感じでは無く、昔は修行僧が修行の場として使った道らしく、ちょっと暗めな感じです。

 

 

景勝の地の石碑がありましたが、うーん、それほどの眺望はありませんでした。

案内板やキャプションがあまり無い為、気が付きませんが色々と歴史的背景を持った場所がありそうでした。

 

 

しかし、低山とは言え、ハイキングコースとは言え、最近の猛暑の中では汗が止まりません。お水を飲むためにいったん休憩。

持ってきたカメラはEOS R10。防塵防滴では無いカメラですが「雨の日は撮影とかあまりしないから」と気に留めたこともありませんでしたが、この日は防塵防滴の必要性を感じました。…というのも、汗が凄くて、持っているカメラにも滴り落ちる。ストラップは既にぐしょぐしょに濡れていました。

 

 

 

まぁ、Canonのカメラは「安いモデルでも意外と丈夫」という評判を聞いていたので、割り切ってこのままハダカでぶら下げて歩く事に。

 

 

ハイキングコースとは言え、たまにこの様なロープを利用する場所などが出てきます(利用しなくても上り下りできますけど)。

 

 

明らかに人工的な模様がある岩。だけど、特に何の説明書きもないんですよね。

 

 

天気が曇りがちで暗めなことも相まって、ハイキングコースと言うよりは修行用の道と言う感じ。

 

 

「カエルみたい」と思って撮った岩の写真ですが、今見直すと・・・うーん。

 

なんてことをしていると、鎌倉市最高(本当?)地点に到達。記念に(看板の)写真をパシャリ。

鎌倉市最高地点からの眺望は、さぞかし良かろうと想像していたのですが…

 

 

こんな景色だったり・・・

 

 

こんな景色だったり・・・

天園ハイキングコースの北側は住宅街だったりゴルフ場だったりと、一挙にここが「鎌倉アルプス」という響きからは程遠い低山であり、人の営みが隣接する「近所の丘」であることを感じさせられる場所でした。それを一番感じるのが「鎌倉市最高地点」であるとはこれ如何に。

 

 

南側は、海が見えてまぁ・・・という感じ。

 

 

そして、「天園」の看板を発見。

 

 

傍には、休憩所?みたいなことろがありました。営業しているのかしていないのかわからない感じだったので、そのままスルー。

 

 

この日は時間も無かったため、「非公式ルート」と言われる獅子舞谷へ向かう道へ。

 

 

…で、これが獅子岩

 

 

案内看板が手書き。何故に?

勝手に命名された岩なのかな? それだったら、さっき見つけた「カエル岩」にも看板を立ててあげたい。

 

 

獅子っぽく見えますか?

あなたはこれが獅子に見えてくる、見えてくる・・・。

 

 

もうどう見てもライオンキングですね。

 

 

などと思いながらどんどん下ります。

 

 

このくだり道は、正に谷に沿って歩いているからか、道が非常にぬかるんでいます。やっぱり普通の靴(オシャレ靴)では無くて、トレッキング用とか履いてきた方が良いですね(オシャレ靴なんて持っていないケド)。

2時間弱のハイキングでしたが、まぁ良い気分転換になりました。

 

 

さて、獅子舞谷口から街?に出て、後は鎌倉駅を目指します。

途中で、永福治跡を通ります。

 

 

ココだけではなく、あちこちに「鎌倉殿の13人」ののぼりがありましたね。

 

 

鎌倉の街を駅までひたすら歩きます。コンクリートの道は暑い・・・。

 

 

ここで写真を撮っていたら「神社の写真撮るのって、なんか縁起悪くなーい」と聞こえよがしに喋っていたヤングガールズ(中学生ぐらい?)がいました。そう言うのは、聞こえないように言ってください、もう撮っちゃっているでしょ。

 

そんなヤングガールズにも、きっと人生の分かれ道がこれから色々やってくるんだろうな・・・なんて思っていたら「岐れ路」と言う名の交差点に遭遇。

どんな由来が・・・と思うものの暑くて暑くて、早くビールが飲みたくて駅に向かって歩き出します。

 

 

鶴岡八幡宮もパス。

 

 

久しぶりの小町通り。しかし、人が多すぎて落ち着かず。

ここでご飯を食べてビールを飲んで・・・と言う計画は中止し、先ずは汗を流すことにしました。

 

 

江ノ電に乗って稲村ケ崎へ。ここにレジャー銭湯があるハズ。

 

 

駅から歩いてすぐ、国道134号へ。

案の定、車は大渋滞でした。

道沿いに、沢山の人が居るなぁと思ったら、

(1)下の写真の目線の先にある飲食店に、芸能人が取材に来ていた様でした。

(2)なんと、アナウンサーの桝太一か、安住紳一郎か? が車に乗って移動していました(違う? アイドル?)。

 

そんな移動ルートまで分かって待ち伏せする人達ってスゴイですね。どうやってわかるんでしょうか?

 

温泉に到着。観光地価格・サービスレベルですがまぁとにかく汗を流します。

 

 

スッキリしたら、また駅に向かって歩き出しました。

 

 

 

再び江ノ電に乗って、いざ鎌倉へ。

むかし、「最後から二番目の恋」という中井貴一小泉今日子が出ていたドラマで、この辺りに二人が住んでいるという設定でしたが、うーん、ここから東京まで通勤していた吉野千明(小泉今日子)は凄いバイタリティですね。

 

なんて、久しぶりの江ノ電で昔を思い出しながらとうとう鎌倉に到着しました。

 

そうして、駅前の回転ずしで一杯ひっかけて、1人ハイキングを終えたのでした。

しかし、夏休み期間は人が多い。

人が少ない時期の平日に、またユックリ訪れたいなと思いました。

 

 

 

(つづく)