先日、とある決断をしたとブログに書きましたが…。
この日は、新しいカメラを買う事を決めました。
フルサイズ購入
過去に何度も検討していたフルサイズのカメラ。
しかし、一度購入したらマウントの縛りが出るから、どれにしようか悩んで悩んで、結局決められませんでした。
しかし、この日は、何故か思い切って買おう・決めよう、という気持ちになり、高額な買い物にも関わらず、ごく自然な感じで購入を決めてしまいました。
そして、お気に入りのフジヤカメラから一応家電量販店、そして最終的には近場のカメラのキタムラへとたどり着き・・・。購入してしまいました。
購入の理由
もう、EOS R5のプロモーションにヤラレタのは間違いありません(笑)。
7月9日のオンライン発表会当日、もう楽しみにしていたんですよね。日本のプレゼンテーションページはブックマークしていたので、発表スタートの9時をチョットだけ過ぎたタイミングでブラウザ開いたら、ページに繋がらない!
結局その日は何度トライしてもホームページに繋がらず、仕方がなく海外のプレゼン(AUS)を見ながら気が付いたら寝落ちしていたという(笑)。つまらなかったのでは無くて、疲れていてお酒も飲んじゃったしで、メッチャ眠かったんですよね。
Canon EOS R5 Full Frame Mirrorless | Complete Feature Breakdown
で、翌朝改めてヨーロッパ版の見たら、何か凄くワクワクしたんですよね。自分は動画撮らないので、あんまり8Kとかの動画機能には興味は沸かなかったのですが、何故かワクワクして色んな写真撮ってみたいな~、写真撮りたいな~と思いました。
REIMAGINE - A Canon Product Launch
因みに、日本のバージョンも後日見たのですが、何かこう、我々サラリーマンが会社で聴くプレゼンみたいでしたね(笑)。やっぱり、こういうプレゼンって海外の人の方が慣れているというか、魅せるツボを心得ていますよね。
Canon EOS Presentation / 2020.07.09 21:00 START 【キヤノン公式】
ともあれ、今回のCanonの一連のプレゼンは、自分には好印象でした。
きっと、イメージセンサーではSONYの方が良いモノ持ってる気もするし、デジタルの「高機能」は(仮に現時点で突出したものであったとしても)あっという間に追いつかれる気もするので、プレゼンで説明されたEOS R5の「高機能」の面に惹かれた訳では無い気もします(そもそも、連写とか動物認識とか動画とかの「機能」はマイクロフォーサーズが既に凄いところにあるので、「20コマ/秒の連写」とか言われてもピンとこないんです)。
でも、これらCanonのプレゼンが何か「もっと色々写真撮りたいな。」と思わせるような感じだったんですよね。
「写真」を撮る機械として、こんなの作りました、みたいな。
それで好感を持ってしまいました。
Canonなのか?
でも、プレゼンって、当然ワクワクさせるような面白いものだから、それに感化されただけ? 無論それだけでは無く、長い間カメラ屋さんでの「一人お触り会」を経て、以下の点についてEOS R+RPは「意外といいじゃない」と感じていた事が土台にあったのです。
- カメラを握った時にしっくり感、グリップの形状:
久しぶりに握ると丁度良いです。違和感無いし、私は小さなRPでもバッチリの感じ。実はここはNikonも良かったんですけどね~。 - 電源ボタンを除く、各種操作系のレイアウト:
電源ボタンが左肩にあるのがCanonミラーレスを購入したいと思わなかった一番の原因でしたが、その他の操作性は何度か触っていると腑に落ちるというか、違和感がありませんでした。これに背面のコントロールダイヤルがプラスされれば、(Lumix)G9と同じように扱えそう。あとレンズ側のコントールリングダイヤルは使ったこと無いケド楽しそう。Leicaレンズみたいに絞りに設定しようかな(でも場所が悪いんですよね…) - 液晶モニターのオペレーション:
液晶のタッチオペレーションとメニュー構成が使いやすいと思いました、この辺りはLumixも結構秀逸なのですが、Canonもいい勝負だと思いました。普段Pana機を使っているので、液晶画面で操作する事が多い為、液晶画面の操作がワンテンポ遅れるとか、撮影シーン以外でもタッチ操作できないのは結構ストレスになりそうでした。 - ボディの質感:
なんかあまり気を遣わなくても良さそうな、良い意味で樹脂っぽい感じ。本来は金属ボディ好きの私ですが、山とか河原とか自然環境ではCanon風?のボディの方が扱いやすい気がしました。旅行中の高原散歩・山散歩などで金属ボディのG9とかGM5とかを岩場に置くと、チョット擦れて傷つきそうなのですが、Canon機のボディだとあまり気にならないカモ。
こんな風な感想を持っていて、Canonも良いんじゃないと感じていた時に、このプレゼン。
ここで、何か「これ以上悩んでもしょうがない」という気になって、フルサイズ病を克服するために、思い切って決めてしまいました。
EOS RPに。
EOS RP
・・・で、EOS RPのレンズキット(+コントロールリングアダプタ)を購入しました!
あと、撒餌レンズの誉れ高きEF50mm F1.8 も併せて購入しました(キタムラで新品14,000円って安い!)。
えっ? R5じゃないのかって?
R5のプレゼン見てたんだよね?
はい、購入したのはR5では無く、RPです。
結局、何故フルサイズ(FF)のカメラが欲しかったかというと、「フルサイズとは何ぞや」ということが分かりたかった、マイクロフォーサーズ(MFT)との違いを知りたかった(実感したかった)から。
それであればRPで十分かなぁ、と。
それでFFを使ってみて、MFTと併用するのか、それともどちらか一方になるのか…。実際に使いながら、楽しみながら考えれば良いかと思いました。
今すぐ高機能なものは無くても、連写や何やらはG9があるので対応できますし、動物認識AFもありますし(でも、EOS R5の動物認識はメチャクチャ気になりますね…)。
そして、何より軽量なRPのボディ。まぁレンズで重くなるんでしょうけど、安い単焦点レンズとだったら意外と軽快に使えそう。これに単焦点つけて「プアマンズLEICA Q」としてスナップ機にしてみたいと思います(全然違うケド)。
シャッター音がしょぼい感じだったり(「パシャコン」って、あまりテンション上がらない音です)、SSの制限があったり電子先幕だったりとか、色々言いだせば欠点があると思いますが、その分ボディ単体で485g(SDカード、バッテリー含む)と軽量。キットレンズの35mm単焦点が305gなので、併せてギリギリ700g台。これなら、GX7(mkⅢ)とLEICAの(重めの)単焦点シリーズと近い重量感なので、自分でも持ち出して使いそうだと思ったのもRPにした理由です。使わないと意味ないですからね。
ホントは早速パシャパシャ撮りまくって、「いやぁ、フルサイズは凄いなぁと思いました」とか言ってみたいんですけど、如何せん旅行には行けないし、そもそも梅雨でお出かけもままならないしで、購入してから殆ど使えていないところが悲しいところです。
ともあれ、これでフルサイズデビューを楽しみたいと思います。
近所での試し撮り(っていっても何時ものSnap)
とりあえず、珍しく晴れた先週の日曜日、近所のお寺(九品仏)でお写歩してきました。
・・・果たしてこれが「フルサイズだから撮れた画」なのか良く分からなかったのですが、RAW現像した際には編集耐性は結構ありそうだな、と思いました。あと、EFの50mm単焦点も別の日に使った(かき氷撮っただけ)のですが、ピントの浅さは感じたかな(お食事スナップとか、機動的なスナップはピントがシビアじゃないMFTの方が向いているカモ)。
あと、上のお写歩スナップではあまりボケまくりの写真ありませんが、やっぱりFFだとF1.8 の単焦点レンズでも凄くボケるな~とは感心しました(特に50mmの方)。
折角なので、FFだから出来る表現、ってものを見つけてみたいですね。
幅が広がればいいなぁ。
しかし、RP使った後G9を使うと、「やっぱりG9も良いなぁ」と思ったりして😅
この日の夕方、G9にLeicaの50-200を着けてあかりちゃんのボール遊び風景を撮ったのですが、これはこれで味のある写りだし、何より軽いしで、フルサイズのカメラを使って、改めてマイクロフォーサーズの利点も感じれるという。
こんな感じで、しばらくMFTとFFの2マウント体制を楽しんで見たいと思います。
でも新しいおもちゃがあるって、イイですね ♪
EOS RPに刺激されて、今年は物欲爆発イヤーになるのでしょうか?!
まぁ、自粛自粛のご時世、自分でコントロールできるところは景気良く行ってみます!
(つづく)