あかりぱぱの徒然なるままに

トイプードル「あかり」ちゃんのお父さんの日記。ワンコとの旅行や、ハイキング・登山、カメラなどについて徒然なるままに記しています。

オリンパスユーザーに(OM-1購入)

 

 

 

既にお気づきの方もいらっしゃるかも?ですが、この冬から私のカメララインナップにOM-1が加わりました。久しぶりにオリンパス機のユーザーになりました(OM SYSTEMじゃないのかって? そうなんですけど、何となくオリンパスと名乗りたい・・・)

 

オリンパス機を使うのは何年ぶりだろう・・・、昔OM-D E-M5 MarkⅡを持っていたのですが、それ以来のオリンパス機。マイクロフォーサーズ(以下M43ともいいます)はずっとLUMIX機がメインだったので、本当に久しぶりです。

 

 

経緯

今回の購入のきっかけとなった出来事は、自分でもはっきりと覚えています。

この時です。

 

akari-papa.hatenadiary.jp

 

私と奥さんとあかりちゃんで、野川公園に散歩に行った時でした。その際にはカメラも持って行って鳥撮りもしていたのですが、奥さんの撮った鳥の写真が凄く良かったんです。

 

奥さんの撮ったシジュウカラ by PowerShot SX70HS

「奥さんも写真とるの上手くなったなー」と感心するやら嬉しいやら。

 

・・・と、同時に人間の小さい男、私の胸には微かなジェラシーが(笑)

 

だって、こちらはミラーレス一眼を持って日々?写真を撮っているおじさんで、道具も沢山持っているのに、フルサイズなのに! 結構お値段したのにっ(笑)

 

まぁ、私が持っていたカメラ、EOS R8にAPS-C用のレンズ RF-S18-150じゃ(換算230mm程度)鳥撮りには向かないのは承知の上だけど、機材重量は同じくらいかひょっとしたら奥さんの方が軽い?それであんなに綺麗なシジュウカラを・・・。 

 

私はもともとマイクロフォーサーズユーザーで、センサーサイズが写真の良し悪しを決めるんじゃない!と昔から思っていたものの、この時、改めて「その時々で求める写真に応えてくれるカメラを決定するのは、決してセンサーサイズでは無いんだな」と感じました。

 

そして、適材適所というか、自分に適した、というか、そういうものを考えると・・・

 

適材適所:

鳥撮りはやっぱり焦点距離が長いものが良い。

ハッキリと鳥を捉えるのであれば(ある一定レベルを越えればまた表現力とか色々ありますが)センサーサイズが大きい事より焦点距離が長い方が良いのでは。

 

自分に適した:

  • 自分は重いものを持って歩くのはイヤ。
  • 散歩や登山だと「歩く」行為そのものも楽しみたい。
  • 荷物は身軽が良いから三脚は持ち歩かない。

 

・・・そんな自分が望遠レンズを使う場合、今のメインカメラであるフルサイズカメラだとデカい・重い(最近はそうとも限らなくなってきたので悩ましいのですが(笑))ので、鳥撮りに使う場合は望遠レンズが比較的小型に納まる(というか実質焦点距離が長くなる)APS-Cマイクロフォーサーズ、もしくはネオ一眼?とか1/2.3インチセンサーとかでも良いのかも。

 

そんなある意味当然な想いが頭の中に浮かんだのでした。

 

 

それからというもの、ネオ一眼を調べたり、M43を調べたり、APS-Cを調べたり・・・。

奥さんはネオ一眼のNIKON COOLPIX P1000を買ってみれば?と煽ってきますが、レンズ交換式を普段から使っている自分には何故か躊躇するものがあったのと、発売から結構年月が経った商品*を今買う事にもためらいがありました。

COOLPIX1000 ぶっちゃけ凄いカメラです。
一度使ってみたいといえば使ってみたい・・・。

*コンパクトカメラで望遠が狙える、バーダーさん御用達の小型カメラ達は他のモノも含めて発売日がだいぶたったものが多いです。というかコンデジの新製品が出ないんですよね。新しく出るコンデジってGRシリーズぐらいかしら…。

 

 

じゃあ、マイクロフォーサーズAPS-Cか?!

 

 

・・・そうなるんですけど、どっちも過去持っていて、売ってしまって現在に至るという経緯を考えると「また買うなんて、なんか勿体ない」とも思ってしまう。

 

あぁ、G9(マイクロフォーサーズ)もEOS R10も売るんじゃなかった・・・。

G9。これほど操作の楽しいカメラは無かった・・・

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EOS R10。超おススメカメラ。そもそもコレ売らなきゃ「望遠系カメラ問題」も無かったのですが・・・。

akari-papa.hatenadiary.jp

 

 

ほんと、EOS R10は早まった。売らなきゃ良かった。

・・・とは言え、カメラを売ってカメラを買う、「時に追銭が必要なわらしべ長者」でカメラ機材を変えてきた身としては、それらの売却が無ければ今の機材は無く。

でも、売ったカメラをもう一度買うのって、なんだか悔しい気がするんですよね、事実損するし。

 

 

そうして、浮かんでは消える「鳥撮りカメラどうする問題」は、新しいカメラを買うお金が無いという現実もあり具体的に何かを購入するということもなく時間は過ぎていきました。

 

 

 

購入(ストレスと酒に背中を押され)

そんな中、お酒を飲みながらマップカメラを見ていると、持っている望遠レンズの買取金額がかなり高額であることが分かりました。まぁ、フルサイズのレンズですから、元が高いと言えば高いんですが。

 

一昨年ぐらいに、カメラメーカーが一斉に値上げを行っていた時期がありましたが、今のレンズ達はその前に購入していた事もアリ、購入額から考えると結構高い金額で望遠レンズが売れる! そして、手持ちの望遠レンズ系(テレコンとか)を纏めて売却すると、何とOM-1のレンズキットと望遠レンズ100-400mm(換算800mm)が追い銭ナシで交換できる!!

 

www.mapcamera.com

あぁ、素晴らしきかなマップカメラ。

あぁ、恐ろしきかなマップカメラ。

 

マップカメラのおかげで、カメラを「売買する」ということを覚えて沼にハマっていったのでした・・・という事は置いておいて、所謂「望遠系鳥撮りセット」がお金を払わず手に入る。 

 

 

ム・・・

 

 

しかし、当然ながらお金を払わない訳ですから、下取り交換する「ブツ」が手元から無くなっていく訳です。

 

今回はフルサイズの望遠レンズ。

 

当然、売っちゃうと今後フルサイズで望遠系の撮影は出来ない。

フルサイズにはフルサイズの良さがある。それを望遠では堪能できなくなる。

しかし、望遠系のレンズの出番は大体「鳥撮り」の時ぐらいで、本当に稀に「飛行機」とか「ワンコ」とか「風景」を撮るぐらい。最近のフルサイズの望遠レンズは重量はだいぶ軽くなってきていますが、サイズはやっぱりデカいので、「持ち歩く際の交換レンズ」にはなりにくいから稼働率は低い。

 

さぁ、どうする。

 

マイクロフォーサーズだったら、(それでも100-400とかになると重いケド)比較的気軽に持ち歩けるだろうし、それに今持っているマイクロフォーサーズのレンズ達(LEICAの25mmとか)も活用できるじゃないか・・・。

 

再びマイクロフォーサーズにメイン級のボディを迎え入れるのか?

二つのマウントをまた維持するのか?

それは、一度通った道じゃないのか。

・・・

・・・

・・・

 

 

揺れる想い(©ZARD)。

 

 

 

しかし、そこに新たな情報が目を通して脳内に入ってきました。

 

ウインターキャッシュバック

キャンペーン!

 

いや、めっちゃお得やん。

 

新機材、お金払わず手に入るやん!

(その分、失う機材があるけど)

 

むしろ、お金入ってくるやん!
(キャンペーン中は販売価格が上がっていたりするけど)

 

ご、5万円もキャッシュバックあるやーーーんっ!!

 

ポチっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリンパスユーザーに

・・・あの時の私は、お酒を飲んでいました。

冷静に考えろと、自分自身に問いかける「ホワイトあかりぱぱ」は、いや~新しい機材があれば心も踊るよっ!と勧める「ブラックあかりぱぱ」の陰に完全に隠れていました。

そうです、「ブラックあかりぱぱ」はお酒が大好きで、呑むとパワーアップします(因みに、実物のあかりぱぱは呑むと眠くなります)。

 

 

そうして、手元にカメラはやって来ました。

OM-1 + ZUIKO100-400

 

まぁ、異なるマウントを持つことになる、と言いましたが実はもともとマイクロフォーサーズは持ち続けていたので、OM-1を買ったからダブルマウント体制になる訳ではないんですよね。

ミラーレス一眼のカメラを使い始めて以来、ずっとLUMIXユーザーであり、マイクロフォーサーズユーザーだった私は、最初に購入したカメラGM5をずっと持っています。

 

LUMIX GM5 + LUMIX G20mm 


そして、G9を売却したときにメインのレンズ達も売ってしまいましたが、小型のレンズ達はGM5用に置いていました。その中には、大好きなLEICAの25mmも含まれます。今回OM-1を購入したのは、フォーサーズのボディがあれば そういったレンズ達も再び活用できるな~という想いもあったんですよね。

 

 

そして、ずっとLUMIXユーザーでしたがOM-D E-M1は過去にも知人のものを使ったりして、ちょっと「いいなぁ」とおもっていた事もあるんですね。そういう意味では、ひそかに憧れていたカメラを手に入れたことになるのかな(笑)。

 

昨年の冬におとずれた「鳥撮りカメラどうする問題」事件?をきっかけに購入にまで至った新機材「OM-1」ですが、これから楽しく使っていけたらな、と思います。

 

 

OM-SYSTEM OM-1

まだカメラボディにOLYMPUSの名を遺した最後のカメラになるのかな。

協力な手振れ補正やプリ連写など、最近やっとフルサイズ機が手に入れた機能をマイクロフォーサーズ機はOM-D E-M1 MarkⅡ時代から既に備えていた訳でして、特に目新しさは無いのですが、認識系AFが搭載されていたりメニュー構成が変わっていたりで、昔より使いやすくなっている気がしました。

 

フルサイズのEOS R8とは併存予定です。

フォーマットの大小は優劣では無く、筆のタッチが違うというか、絵を描く時の技法が違うというか、同じ絵でも違う書き方がある様に、それぞれ適材適所(と自分が思えるジャンル)があると思うので、上手くすみ分けて使っていきたいです。

 

 

まだまだそんなに使えていませんが、これから鳥撮りをメインに使っていきたいと思います。あとは、マクロとか都市スナップとか、マイクロフォーサーズの機能やタッチを活かした写真を撮っていければと思います。

 

OM-1 + LEICA 25mm F1.4

ワンコを撮るにはちょっと硬いというか線が太いという気もするので今後調整していきたいと思います。

 

 

OM-1 + M.ZUIKO100-400

高感度側に不安はありますが、もう一度夜の飛行機とか撮ってみたいです。

 

 

OM-1 + M.ZUIKO12-40

望遠からスナップまで、オールマイティなフォーマットですね、M43は。

 

OM-1 + M.ZUIKO100-400

もちろん、鳥さんも沢山撮ってみたいです。

 

 

今は、強力な手振れ補正を活かした手持ちスローシャッターで遊んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(つづく)