あかりぱぱの徒然なるままに

トイプードル「あかり」ちゃんのお父さんの日記。ワンコとの旅行や、ハイキング・登山、カメラなどについて徒然なるままに記しています。

野菜ジュースとコーヒー牛乳と私

 

 

 

告白

 

 

私は、おなかの弱い子でした。

 

 

子供の頃、そういう人は多かったのでは無いでしょうか。

特に男の子が多い気がします。

 

私は小学校も中学校も、学区の端に住んでいた事もアリ、家から学校までの距離が比較的長かった。遠かった。

その道中に催してくると、通学は苦痛の長旅になる。

 

 

家に近い場所なら、家に引き返せばいい。これは、比較的有効な選択肢だった。

 

ただ、学校からの帰り道は、解決策が無かった。何故なら、学校のトイレで大便をするという事がなかったから。

今の時代は違うのかも知れませんが、私が小学校のころ学校のトイレでう〇ちをするなんて考えられない行為だった。たぶん、大便ブースに入った子が居たら、マンモスを焼く周りで踊る原始人の様な人だかりが、大便ブースの周りに出来ていたと思う。

 

「おおっ、ここにうん〇しているヤツがいるぞ! ウホ! ウホ!」という感じ。

 

そんな辱めが受け入れられるわけもなく、全国の少年少女は便意を認識していながら幼心に理解している苦難の下校を始めるのであった。

 

 

私の場合は、家までの距離が長い。

何度も途中で座り込み、うずくまり、何とか〇んこのビッグウェーブが収まるのをまち、なんとか引き潮になっている時に歩を進めるのであった。

 

しかし、そういう時に同級生が多数遊んでいるところに出くわしたり、女の子が通りかかったり、イボイボマン80が居たりとして、それらを避けるために無駄な遠回りを余儀なくされることも。

 

Defecation urgency. 

 

時間が経てば、ビッグウェーブはスーパーウェーブとして再びやってくる。

 

そんなスリリングな経験を何度もしていると、やはり「失敗」することが出てくる。

 

そう、脱糞です。

 

まだ、志村けんの「だっふんだ!」のギャグが流行っていない時代だったので、だれも「だっふんだ!」と上手く弄ってくれることは無い。

 

Defecating outdoors.

 

そうして、一回り重い尻周りと、何とも言えない香りと哀愁を漂わせ、家路につく。

そんなことが、子供の頃には幾度かありました。

 

そう、そんな切ない思い出が、昭和の時代にはあったのです。

 

 

 

 

 

成長

 

 

高校生になり、大学生になり、社会人になり、流石に市街地で便器で無いところで脱糞をしたら大事になることは明白でした。大人の尊厳を失ってしまうのです。

 

子供の頃の様に、学校(は行かないけど)や会社など、公共の場でトイレをすることを憚るようなことは無くなりました。それよりもうん〇たれちゃう方が色々な意味でリスクが大きい事を大人は知っていますからね。

 

 

それでも、例えば停車しない区間が長い特急電車など、便意を催すとマズイ時と言うのは日常で存在します。

また、私は公共の場にある施設でトイレをすることも厭わなくはなりましたが、どちらかというと「マイホームファースト」であり、あまり駅の公衆トイレとかでしたいとは思わないタイプなのです(登山の時に私が最も頭を悩ますのが、この排便問題です)。

 

その為、それぞれの時代に対策を考えてきました。

学生の頃は、朝に牛乳を大量に飲むのです。そうすると、比較的早期に便意を催してくるわけでして、家を発つ前に脱糞を済ませてしまうのです、便器のあるところで。

 

 

牛乳を飲んでも便意が降りてこない場合は、「ウンコでろダンス」を踊るのです。

豊作を願い、恵みの雨を降らせるよう、神に請う為に踊るかごとく。

 

 

 

 

現在

 

そして、現在。

 

上述の問題の対策として、いや、「対策」と意識もせずに、自分の習慣となっていることがあります。

 

それは、先ずは朝一番に野菜ジュースを飲むこと。

昔はトマトジュースを飲んでいた時代もありましたが、今はカゴメの「野菜一日これ一本」一択です。

 

 

 

そして、二杯目にコーヒー牛乳を。

これは、牛乳にコーヒーの素を加えて、いい塩梅のコーヒー牛乳とするのです。

 

 

この二つを飲んだ時、だいたい便意が降臨します。

 

この二つを飲み、そしてトイレに行く。

 

これが私の朝の習慣。です。

 

 

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」