あかりぱぱの徒然なるままに

トイプードル「あかり」ちゃんのお父さんの日記。ワンコとの旅行や、ハイキング・登山、カメラなどについて徒然なるままに記しています。

This is 最高にちょうどいいカメラ EOS R8 

 

 

 


先日は、谷川岳(~一ノ倉岳~茂倉岳)に行ってきました。

 

・・・が、今回は登山・ハイキングのことでは無くて。

前回のブログで登山(ハイキング)の時に使っている道具のうちいくつかをピックアップしてみましたが、今回は改めてEOS R8を取り上げたいと思います。

 

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「業界最高!」と言うような凄く優れている機能はないのですが、色んなポイントが「丁度良い」感じでまとまっている とても使いやすいカメラです。

そんな実際に使うと良いカメラなのですが、あんまりネットで(ブログで)記事をみなせん。当然ショップやメーカー系の宣伝記事は普通にあるのですが、自分で購入した1ユーザーのブログの様な記事は比較的少ない様です。

まぁ、確かにフラッグシップ機でも無いですし、他人に自慢する様なカメラでは無いのは事実なんですよね・・・。価格的にも性能的にも、上にはR6mark2、下にはRPがあったりで、中途半端なポジションとみられがちなR8。

そんな中途半端なポジションは事実なのですが、そのポジションは「実際に外に出て使う事を考えるとこれぐらいが丁度良い」という要素だけを集めて構成されている結果なのだと思います。

 

実際に、最近は登山の時は必ずEOS R8だし・・・やっぱり良いじゃない、R8。

ということで、自分でEOS R8の記事を書いてみる事にしました。

ただ、私、レビュー記事とか商品紹介とか解説とかって、苦手というかヘタなんですよね…。

説明用の写真とかも上手く撮れないし(撮らないし)、

下調べしないし、そもそも説明が下手・・・。

 

そんな私ですが、なんとか私が感じるEOS R8の良さをお伝えできればと思います。

 

 

…で、本題に入る前にナンですが、EOS R8と同じぐらいお勧めのフルサイズ機はやっぱりEOS RPとなります。①動物認識AF、②連写、③右肩の電源スイッチ、の3点があまり気にならない場合は、EOS RPがその値段も含め最高の一台となりますので先に書いておきますね(本当、EOS R10とRPは内容良いのに値付けが安すぎるんですよ・・・)。

上記のポイント以外は、RPとR8はほぼ同じなので、「野山に持ち出そう!」という観点ではどちらもおススメです。

 

 

EOSR8

EOS R8

細かいスペックなどはここでは記載しませんが、EOS RPとほぼ同じボディに、EOS R6mark2のセンサーと機能を搭載したカメラ。ボディ単体(バッテリー、SDカード含む)で重量461gと、RPを抜いて現在Canonのフルサイズ最軽量のボディです。

軽量ボディ(CanonのWebサイトより)

防塵・防滴構造(CanonのWEBサイトより)

 

 

それでいて、一応ボディは防塵防滴仕様。天候の変化が激しい山の上や、アウトドアフィールドに持ち出すのにも適しています。

 

私は、最近は登山の時は殆どRF14-35mmF4Lの超広角ズームを付けて持ち出しています。標準ズームにするか、メッチャ悩むんですけどね・・・。このRF14-35は重量540gなので、重量700gのRF24-105より軽い。結局軽さと風景向きの画角から広角ズームに手が伸びています。

 

いずれにしても、軽いボディの為、フルサイズのカメラであるにも関わらず、外に持ち出すのがあまり苦になりません。カメラって、(特に機材好きだと)フラッグシップ機に憧れるものですが、EOS R3やNIKONのZ9みたいなボディを持って登山する体力は私にはありませんし、やっぱり野山は軽快に歩きたいですよね。
*まぁ、『「最高の一枚」を撮るために行動する』という様に撮影することに一番のプライオリティが置かれている場合は別ですけどね

 

 

…で、私がEOS R8を購入した動機の一つが右肩に移った電源スイッチ。EOS R10と操作を合わせる為にも右肩はありがたい。

というか、Canonさん、左肩の電源スイッチにポリシーは無かったんですかね・・・同じフルサイズ機で右肩にあったり左肩にあったりすると混乱するんですけど・・・。

 

そして、R8に限った事ではありませんが、私が最も気に入っているEOSシリーズの機能は、シャッターと前ダイヤルの間にあるM-Fnスイッチです。ここには、カスタマイズでいくつかの機能を割り当てることが出来るのですが、私はここに「クイックメニュー」を割り当てています。

 

 

EOSのインターフェイスは、Qメニューだと撮影状態で画面の両側に主要な操作項目が表示され、設定を変更できます。その為、ファインダーをのぞいたままフォーカスエリアを変えたり、

 

被写体認識のターゲットを変えたり

 

フォーカスのSERVO(可変・追従?)が固定かを選ぶことが可能です。

これ、タッチでもボタンでも操作できるので、あまりボタンカスタマイズに凝らなくても、ファインダー覗きながらM-Fnボタン→その他ダイヤルやボタンで行いたい設定変更はほぼできます。

ユーザーインターフェイス(UI)の評価は、利用者との相性によるところが大きいと思いますが、私は非常にUIの優れたカメラだなと思います。結局、私がEOSを使っているのはこのUI(とカメラのボタン配置)との相性が良いからかもしれません(因みに、パナソニックLUMIXもUIは良かったんですよね)。

 

ともあれ、最近は(深い)階層構成になっているメニューを操作せずとも、大体の設定を簡単に操作できるのは何かのアクテビティをし「ながら」写真を撮るのには重要な要素です。

 

因みにこれは別に珍しい事ではありませんが、十字ボタンでにも機能の割り当てが可能です。私の場合、EOS R10と出来るだけ同じ様な操作になるように設定をしています(下の写真がEOSR10。最初から機能が割り振られておりレタリングもされています。)

なお、こうやって見るとEOS R8にはR10にあるジョイスティックがありません。これは正直残念ポイントなのですが、EOSシリーズはタッチスクリーン操作が非常に優れてる為、AF枠の移行は物理ボタンでは無くてスクリーン上で行っています。

 

 

そして、カメラボディ本体が非常に薄いです。

最近、結構カメラボディって分厚くなってきているんですけど、R8 は(当然RPも)非常にスリムなボディになっています。これ、レンズを付けたときの実質長に影響するので、レンズをセットした際によりコンパクトに感じられます。

そんなコンパクトはR8ですが、ボディは結構しっかりしています。

 

高い剛性と放熱性を持つマグネシウム合金(CanonのWebサイトより)

 Canonの場合、カメラの表皮にはエンジニアリングプラスチックを使っていて、金属地が出ているカメラってあまり無い気がします。だから、高いカメラでも安いカメラでも(触るとわかるのですが)パッと見ではあまりボディの雰囲気というか質感に差が無いように感じます。

私自身は、このボディがエンプラっぽいのと、なで肩のジャミラっぽいスタイルのEOSシリーズは、昔はあまり好きではありませんでした。

ただ、使ってみるとこれが納得というか、「そういうことかー」と感じます。

 

先ずエンプラなんですが、これ、何かとこすれると白い傷がつくんですよ。

だけどアラ不思議。手でこすってやると、その傷が消えるんです。

写真撮ってないのでうまく説明できないんですけど(撮っておけよ!)、何というか、ちょっとモノと当たったりこすれたりする程度では、表面上に白い粉が吹くというか、傷はつくのですがこすると消えるという感じなので、アウトドアで岩の上に置いたり木の上に置いたりとか、(ダメですけど)多少ラフに扱ってもボディに大きな傷はつかないのです。

これが、金属ボディで金属地のカメラだと、やっぱり岩場とかに置くとカメラ本体に傷がつくんですよね。金属の上の塗装に傷がつくと、銀色の擦り傷とかが入って、これは流石に自動修復?はしない・・・。まぁ、傷がある方がカッコいいと個人的には思いますが、EOSのカメラは屋外でハードに扱っても大丈夫な様に 敢えてエンプラにしてるんだろうなーと思いました。

 

で、ジャミラボディなんですが、これも出っ張りが無い分、バッグから取り出すときとか、引っかからないというか干渉しにくい感じです。このあたりも、実際に使ってみると「あぁ、なるほどねー」と思えます。

 

 

ということで、「とにかく明るい安村」ではありませんが、「とにかく軽いEOS R8」に、高感度に強いセンサー、優れたAF、連写(最高約40コマ/秒)と、業界最高ではないものの、実際に使うには必要十二分の機能が詰め込まれています。

 

そして、軽さを「性能」として捉えた場合、EOS R8は業界でも最高クラスの「性能」を備えていると言えるでしょう。そして、この軽さという性能をもつカメラは、アクティブに動き回るアウトドアで使うことを考えると最高の選択肢となるのです。なので、私は野外でのアクティビティ中に使用するなら EOS R8こそがEOSラインナップの中でも最高に「ちょうどいいカメラ」だと思っています。

 

因みに、手振れ補正が無い点がスペック上の弱点ですが、(もともと手振れ補正の協力なカメラであるマイクロフォーサーズLUMIXを使っていた私ですが)実際にはあまり気になりません。

 

フルサイズセンサーのカメラだけど、コンパクトで、でも機能もそこそこあって、耐候性もそこそこあって・・・結果、EOS R8は、スペック自慢の為では無く、本当に使い倒せるギアが欲しい人におすすめのカメラです! 

 

まさに、

This is

最高にちょうどいいカメラ!

Canon EOS R8

 

 

さぁ、野山にカメラをもって出かけよう!

 

 

EOS R8で撮った写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 



 

さぁ、野山にカメラをもって出かけよう!

でも、どうやって・・・?

 

 

カメラの携行方法:登山用リュック GREGORY ZULU 35の場合 

そんな最近の登山用お気に入りカメラEOS R8ですが、持ち運び方がだいたい決まってきました。私の場合、歩きながらブラブラ撮るスタイルなので、直ぐに取り出せる状態にしておく必要がありました。

先ず、私のリュックはグレゴリーのZULU35です。

 

だいたい、メインのバッグと別にカメラバックという組み合わせで出かけるのですが、これらをどうやって持っていこうか・・・と色々考えていました。

特にはアクセサリーをつけるポイントが少なくて、何かいい方法はないかと考えていたのですが、最近やっと「これだね」という方法を見つけました。

まず、チェストストラップのプラ部分に丁度カラビナを仕込める隙間がありましたので、ここにカラビナをつけています。NITEIZEの#3サイズが丁度ピッタリです。

 

 

 

使っているカメラバッグは、PAAGO WORKS のFOCUS (Lサイズ)です。

 

このフォーカスに最初からついているカラビナ部分を先ほどのNITEIZEのカラビナと連結します。

 

 

 

因みに、カメラバッグの下部にもカラビナを追加しておくことが重要となります。

3点で固定する事で、行動中にカメラバッグがブラブラしなくなります(これをしていないと、たまにカメラからボディーブローを食らう事になります)。

 

 

取り付けた状態

 

下部に着けたカラビナはショルダーハーネスに取り付けるか

 

軽く固定する場合は、ウエストベルトにあるポーチの引手などにひっかけるだけでもだいぶ違います。

 

チェストベルトがカメラの重みで下がってきたりしない?

はい、ちょっとズレてきますが、チェストベルトをしっかり締めていれば、それほどでもありません。実用の範囲に収まっています。

 

また、何かと拡張性の無いと言われるGREGORYのZULU(特に小容量タイプ)ですが、ドリンクホルダーを付けたり

 

パーツの隙間にカラビナを付けたりして、コップやクマ鈴をつけることぐらいはできます。

たぶんリュックの設計思想的に、あまり外に道具を付けないでね(マットとかメットとか)という考え方なのかなぁ、と思います。確かに、その方が体がブレないので安全かも知れません(でも濡れたものとか中に入れたくないものを外に着けたい、というニーズはありますよね・・・それぐらいなら、プチカスタマイズで対応可能そうです)。

 

※因みに、低山日帰り散歩の場合は、リュックは山と道のMini、カメラバッグは無で、PAAGO WORKSのSWING XLにPowershot G1Xを入れて持っていく様にしています。

www.yamatomichi.com

 


もちろん、カメラが無いのが一番身軽で気軽なのですが、やっぱりなんかしら持って行ってしまうんですよね、カメラ。

だって、やっぱり撮っていると楽しいですからね!



 

 

 

 

 

(つづく)

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