LUMIXは私が初めて買ったレンズ交換式デジタルカメラでした。
そんなLUMIXユーザーとして、非常に気になっていた新しいLUMIXのカメラ、G9M2。
ティザーを見た時から、心躍りました。
ブログにも書いていました。
LUMIX G9M2の発表が、9月13日だったかな?
日中だったので、流石にリアルタイムではみたいないのですが、それより先行してリークされた画像をみたのか、それとも正式発表後に見たのか忘れましたが、詳しい情報なしでカメラボディの姿を見たときに、「なんか違う」と思ったものでした。
何がどう「違う」と思ったのか上手く文章には出来ないのですが、ティーザーでG9M2が発表されると聞いたときのワクワクが、そのカメラの姿を見たときには一切湧きませんでした。自分でも凄く不思議な感じですが、欲しいとは思いませんでした。
その後、WEBサイト等で詳細を見ていくと、何とボディはフルサイズ機のS5Ⅱとほぼ共通だとか。それが原因かなぁ・・・。
(以下、ネガティブコメントなので、興味のない人/G9M2に興味のある方は読まないでください。)
LUMIX DC-G9M2 私の感想
いや、良いカメラだと思うんですよ。
連写とか凄いし。
それに、LUMIXの(特にPanaLiecaと組み合わせた際の)画は凄く好きなんです。
だけど・・・正直、ボディサイズは小さくしてほしかったです。
というか、色々事情もあるのかも知れないケド、フルサイズ機と同じボディって、どうなのよ?というのが正直な感想。
今やフルサイズでもレンズは小型軽量化が進んでいるので、マイクロフォーサーズがボディをデカくするのは方向性としては(私個人としては)絶対ダメだったんですよ。それも、初代の時のように徹底的に操作性に拘った上で新しい形にたどり着いたボディ(サイズ)、というのならまだしも、S5と同じボディってそりゃないでしょう。自らフルサイズ機とダブらせてどうする、Panasonic。
今後もマイクロフォーサーズというフォーマットに取り組んでいこう、可能性を広げていこうと思っているなら、せめてフラッグシップ機はもっともっと拘って欲しかった。
私個人は、「これからもフォーサーズを頑張ってやっていきます!」というメッセージをここからは受け取れず、「(今より)利益率上げて何とかフォーサーズも維持します」という程度に受け取ってしまいました。
いや、(しつこいですが)ダメだよボディおっきくしちゃ・・・。
個人的には、OM-5や(LUMIX)GX7ぐらいのサイズがフォーサーズの真骨頂だと思っていて、これに他のフォーマットのフラッグシップクラスの性能をてんこ盛りに載せて、且つフォーマットサイズに起因する読み取り速度の速さを活かしてコンピュテーショナルフォトグラフィーの強化を目指してほしかった。
元々、マイクロフォーサーズ × コンピュテーショナルフォトグラフィー というコンセプトは、Alice Cameraが狙っていたところでした。
私も、Alice Cameraには期待してブログにも取り上げていました。
だけど、このAlice Camera、クラウドファンディングサイトのIndiegogoで募集してから2年以上も開発中のままというビックリ状態。あの時、支援しようと思ったケド、しなくて良かった・・・。このジャンルで2年も停滞したらもう目新しさ無くなっちゃうよ・・・。
そんなこんなで、明るい話題の少ないマイクロフォーサーズに、新しい風を吹かせてくれると期待していたPanasonic、Lumix、G9M2・・・そうじゃないんですよ!
あまりネガティブコメントをパブリックな場で書きたくないですが、マイクロフォーサーズというフォーマットが好きですし、「× コンピュテーショナルフォトグラフィー」で考えると一番有利なフォーマットだと思っていたし、元祖ミラーレスとして、他のフォーマットを突き放したものであってほしかっただけに、ついついこんなことを書かずにはいられない、という感じです。
私はGMシリーズというLUMIXのマイクロフォーサーズ機を持ち続けていて、手離すつもりはありませんが、新機種の発表がフォーマットの将来に不安を持たせる、何ともモヤモヤとさせられたLUMIXの新機種発表でした。
(つづく)